山口県立山口博物館旧維新記念室 | 萩往還を歩く

萩往還を歩く

幕末維新の志士たちが駆け抜けた歴史の道「萩往還」は城下町萩と瀬戸内の港三田尻とを結ぶ街道であります。さあ、今から、萩往還とその周辺を歩いてみましょう。きっと新たな発見があるはずですよ。

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こちらは、山口市春日町にございます、

「山口県立山口博物館旧維新記念室」であります。


萩往還を歩く


この煉瓦造の建物は、大正6年に建設されました。

そして当時は、維新記念資料227点が陳列されたようです。


萩往還を歩く


しかし、現在は中は非公開であります。

入口には、一輪車や、竹箒、ちりとり、鍬などが、

置かれていました。

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そして、窓の近くには、化成肥料が!


何だか外の景色が物悲しいなあ・・・。

萩往還を歩く


現在でも、この中には、貴重な維新記念資料があるとの事ですが、

果たして本当なのでしょうか。

もしあったとしても、この様子じゃあ、たぶんボロボロでしょうなあ・・・。


萩往還を歩く


あんまり気になったので、

窓の外から、建物の中を覗き込んでみましたが、

かなり雑然としています。

何だかまるで、学校の体育館の倉庫のようです。

運動会の時に使う道具が入っていそうな雰囲気です。

綱引きの綱や、玉入れの紅白の玉も入ってそうです。


「こりゃあ、もし貴重な資料があったとしても、

ねずみや虫にやられて、ボロボロかもしれんのう・・・。

あ~あ、そうじゃとしたら、こりゃあ残念な事じゃのう・・・。

じゃが、ホントにこの中に、そういった貴重な資料があるんかのう。

もしあるんなら、ぜひ見てみたいのう・・・。」

萩往還を歩く

そんなことを考えながら、

僕はしばらくじっと建物を眺めていました。



夕日が煉瓦の壁を照らしています。



「は~、この中に、資料があるんかのう・・・。」



とても気になる、不肖山笑でありました。