本日は大変に、驚いたことがございました。
先日、岩国市在住の郷土史研究家、N先生より、
奇兵隊士、本郷志摩之助の感状(コピーしたもの)
を見せていただきました。
そして、そのことをブログに書きましたところ、
僕が尊敬する歴史研究家、あざささん(ブログ名 arcobaleno
)より、
このようなコメントをいただいたのであります。
「(感状の)大きさとか紙の種類が気になりますッ!」
そうなのです。
僕は、N先生から、肝心な事を聞いてなかったのであります。
「あ~あ、こりゃあしもうたのう・・・。
これじゃけえのう・・・、やれんのう・・・。
よし、早速 先生に聞いてみよう!」
そして僕は早速、N先生に電話をして聞いてみました。
そうしたところ、どうやら先生も、コピーしたものをいただいたようで、
原本は見てはいないとの事でした。
よって、大きさや紙の種類もわかりません・・・。
「あ~あ、こりゃあ残念じゃのう・・・
一体、大きさ、紙の種類とかはどうなんかのう・・・。
ん・・・・、ちょっと待てよ・・・、あっ!そうじゃあ!
あの人に聞いてみよう!あの人なら知っちょるかもしれん!」
そうです。僕はある人のことを思い出したのであります。
それは僕とN先生の共通の知人で、
山口市在住の、「頭脳明晰A氏」であります。
A氏は家系図についてのスペシャリストであります。
今まで2500以上の家系図を見てきたそうです。
「う~む。A氏なら知っちょるかもしれんのう。」
そして、A氏に電話をかけて聞いたところ、
何とA氏は、以前家系図を見せてもらった家で、
越後の国で討死にしたという、
萩藩士の感状を見た事があるというのであります。
そして何と!その時の写真もあるという事でした!
「お~!こりゃあすごいのう!」
そして僕はA氏の所に行きました。
そしてその写真を見てびっくり!
何と!筆跡が同じなのであります。
(向って左側の写真が、萩藩士の感状の写真のコピーであります。)
「あっ!Aさん!これと筆跡が同じじゃあ!」
僕は興奮しました。
「あっ!印鑑も、同じじゃあ!」
この印鑑は、「敬親」とよむのでしょうか。
A氏によりますと、この感状は、
A3サイズより少し大きく、紙も上質なものだったそうです。
よって、先日見せていただいた、
奇兵隊士、本郷志摩之助の感状のコピーは、
実物大のものなのでありましょう。
「あれはたぶん、本物じゃあ。」
しかしこの度は、みなさんのお陰で、
新たな出会いがありました。
この出会いに、ただただ、感謝、感謝の、
不肖山笑でありました。
どうもみなさま、ありがとうございました!