安倍氏の『月刊WiLL10月号』での発言。 | 産経新聞を応援する会

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〇安倍氏の『月刊
WiLL10月号』での発言。
周辺国の侮辱的な行為
「北方領土にロシア首脳が二度も、尖閣諸島に対する中国の強硬な姿勢は増し、韓国大統領が竹島を訪問、ソウルの日本大使館前に慰安婦像が建てられるという侮辱的行為が横行している。このような状況を立て直すことは、民主党にはもちろん古い自民党にも出来ません」

憲法改正
「(日本は)本来なら主権を回復した昭和27年に憲法や教育基本法などを見直し、占領軍がつくった歴史から解放されるべきだった。私もチャレンジしたが、準備不足で、不十分な点が多々あり、その後、民主党政権を誕生させてしまった責任を感じています」 

天皇陛下と国防軍
「自民党は保守政党だという位置付けを強調すべきです。自民党の新しい綱領は保守的な内容。憲法改正草案も、前文に『日本国は国民統合の象徴である天皇を戴く国家』と記し、国防軍も明記した。ところが一般の国民にそのことが伝わっていない」

靖国参拝
「実をいいますと、私自身はもう少し永く総理をやるつもりで、ある段階の参拝はきめていましたが、しかし結果として(病気退陣で参拝できずに)多くの自民党支持者が落胆することにつながってしまった。靖国神社には、維新以来の英霊が祀られているため、私ははじめから春季例大祭の参拝が総理として適切だろうと考えてきました。他方で、日本にとって8月15日はある種の象徴となっているわけですから、当然のことながら、いずれかのタイミングで参拝したいと考えています」

村山談話・河野談話
「(慰安婦については)安倍政権時代に河野談話における強制性について、それを示すものはなかったという閣議決定をしています。(それに加えて)新生自民党として、河野談話と村山談話に代わる新たな談話を閣議決定すべきです」
民主党は日教組、自治労の党
「政界再編をこれほどまで国民が望んでいる時はない。(しかし)自民党が民主党と連立政権をつくっていく道は絶対にとるべきではないと考えています。何と言っても民主党は、日教組や自治労に支えられている政党です。歯を食いしばってでも連立は避けるべきです」

朝日新聞
「私も総理を辞任したあとは袋叩きにあいました。例えば朝日新聞で、あるコラムニストが学校で『アベする』という言葉が流行っていると書いた。つまり途中で物事を投げ出すということを指すんだという。この記事を読んだときは同姓のこどももいるでしょうから哀しい気持ちになった。後に記事に書かれたようなことはなかったことが他のメディアによって判明したのですが、朝日からは訂正もありません」

大阪市長・橋本氏について
「私はまず自民党を真の保守政党に再生させたい。他方、新たな大再編を行う事に躊躇すべきではない。評価が割れる『大阪維新の会』は連携できると考えています。教育改革などは筋が通っています」
「私も左翼系メディアの代表格である朝日新聞とは良好な関係ではなかったのですが、朝日は新聞だけでなく、テレビ朝日、週刊朝日とあり、朝日出身の記者が別のテレビ局のコメンテーターも務める。それがすべて敵に回るわけです。こちらはたったひとりの戦いです。その意味において各戦線で勝利を収めている橋下さんはすごい」

政治家として勝負をかけたい
「私は、憲法改正や道半ばの教育基本法改正など、やり残した課題を成し遂げるためどのような選択がよいか真剣に考えています。民主党政権で私が目指してきた国家観や国のあり方とは全く逆方向に突き進もうとしていますから、政治家として勝負をかけたいと思っています」

千万人といえども吾いかん
「祖父(岸信介)がよく引用する言葉に『自ら省みてなおくんば、千万人といえども吾いかん』という言葉があります。困難な道ではあるけれども逃げてはいけないという意味ですが、この決意を胸に我々も保守本流の道をたじろがずに進んでいきたい」