ノーベル賞、日本人3人が有力候補 | 産婦人科専門医・周産期専門医からのメッセージ

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 今年もまたノーベル賞発表の時期がやってきましたね。それに関連した話題です。以下に抜粋しておきます。

 米国の情報サービス会社トムソン・ロイターは、ノーベル賞の新たな有力候補者として、東京工業大学の大隅良典・特任教授など日本人3人を含む28人を発表した。今年のノーベル賞各賞は、10月7日から発表される。

 日本からは、医学・生理学のノーベル賞候補件として、細胞内部での「オートファジー(自食作用)」の分子メカニズムおよび生理学的機能の解明をした功績により、大隅氏と東京大学大学院の水島昇教授の名がそれぞれ挙がっている。

また、物理学分野では、鉄系超伝導体を発見した東京工業大学の教授で元素戦略研究センター長でもある細野秀雄氏が候補者リストに加えられた。

 トムソン・ロイターは、学術論文が引用された回数などを分析し、医学生理学、物理学、化学、経済学などの4分野で最も影響力があったノーベル賞有力候補を毎年発表している。



 以下は私のコメントです。

 昨年は山中伸弥先生のノーベル医学生理学賞受賞で日本中が沸きました。今年も日本人の受賞で日本全体を熱くしてくれるのでしょうか。

 上記にはない文学賞の候補として毎年あがる村上春樹さんはどうなのでしょうか。

 以前に比べ日本人のノーベル賞受賞あるいは候補へのリストップが増えていることは日本人が世界で活躍している証であり嬉しいものです。