厳密な基準なんてないんだ | 産婦人科専門医・周産期専門医からのメッセージ

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 第一線で働く産婦人科専門医・周産期専門医(母体・胎児)からのメッセージというモチーフのもと、専門家の視点で、妊娠・出産・不妊症に関する話題や情報を提供しています。女性の健康管理・病気に関する話題も併せて提供していきます。

「コーポ」と「ハイツ」はどう違う? 知っておきたいお部屋探しのうんちく
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 不動産関係の広告でよく見かける建物の分類ですが、「マンション」と「アパート」って法律上は両者の違いに規定はなく、不動産会社や大家が大体の基準で名称を決めているだけなんですね。マンションは、おもに鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートで造られた建物、アパートは、木造や軽量鉄骨で造られた建物というのは、あくまでも一般的なイメージだけなんですね。そうなると、一般的にはアパートというよりもマンションといったほうが、何となく高級感があってイメージもよくなりますね。

 もう一つ「コーポ」と「ハイツ」、これらもまた間取りや建築基準が明確に区別されておらず、不動産会社や大家が大体の基準で名称を決めているだけなんですね。

 K・DK・LDKなどそれぞれ最低限の広さも、各スペースの広さは何畳からという明確な決まりがなく、おおよその基準しかないんですね。一般的には、K(キッチン)は2~4畳、DK(ダイニングキッチン)は4.5~7畳、LDK(リビングダイニングキッチン)は8畳以上が目安だそうです。

 今ひとつ正しい定義・分類が分かっていなかった住宅用語ですが、明確な基準がなく不動産会社や大家が大体の基準で名称を決めているだけなんて意外でした。意外と知らない豆知識ですね。勉強になります。


 ベランダとバルコニーの違いは、「ベランダ」は室外に張り出した屋根のあるスペースで、「バルコニー」は屋根がなく室外に張り出した手すり付きの台のことなんですね。これは同じ不動産関係の用語でも明確な基準があるんですね。


 知らなくてもさほど損をすることはないのかもしれませんが、知っておくと自分の希望にあった有利な物件選びができそうです。

 

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