「人に聞けない度」No.1 デリケートゾーンの悩み
Q1 デリケートゾーンの黒ずみなんとかしたい
A 摩擦を避けてこれ以上黒ずませない
MAQUIA8月号より
実は多くの人が気にしている黒ずみは、なぜ起きるのでしょうか。
色素沈着は、伸びやすい場所や擦れやすい場所、そして粘膜周りに起きやすいものです。
外陰部は、この条件にぴったりですね。
この気になる黒ずみの原因には、避けられないものと避けることが可能なものがあります。
避けられない原因A ホルモンの働きによるもの
外陰部や乳首の色素沈着はもっぱらホルモンバランスによるものです。
成熟した女性なら、黒いんです。それでいいんです。
性経験が豊富とかそんなたわごとには耳を貸さなくてよろしいです。
温泉で見かけるおばあちゃんの乳首なんか
桃色やら桜色やら薄紅色やらでめちゃくちゃかわいいじゃないですか。
閉経後ホルモンレベルが低下すれば色素は薄くなります。
そんな先まで待てない? まあお気持ちはわかりますけれど…
避けられない原因B 人種差によるもの
残念なお話です。モンゴロイド(黄色人種)は色素沈着が起こりやすいのです。
ざっくり言ってしまえば白人は色素沈着が起きにくく、黒人は沈着が目立ちにくい。
これは、ワックスをしていると実感します。
アジア人はもともとメラニン色素の影響を受けやすい人種です。
これはもう、そういうものとあきらめるしかないかも…
避けることが可能な原因 乾燥や刺激が引き起こすもの
上記二つとは違って、改善できる色素沈着もあります。
それは刺激や乾燥が原因となっているものです。
おもに足の付け根やお尻との境目の皮膚が黒ずんでいる方は
ケア次第でよくなることがあります。
ポイントは
◆保湿し、ターンオーバーを整え、古い角質を適度に落とすこと
◆下着の質を吟味し、余計な刺激を与えない
◆蒸れたり擦れたりしないよう注意する
だと思います。
具体的に言うと
「AHA入りの美容液や化粧水をつけることを習慣にする」(これは埋没毛ケアにもなります)
「きつい下着を避け、就寝時にはコットンのゆったりしたパンツをはき、どうしても気になる人はノーパンで寝る」
「締め付けるボトムをはかず、経血や分泌物を肌に残さない」
ということだと思います。
また長時間自転車に乗ったり乗馬をする方は、体重がかかりやすいので、刺激による色素沈着には十分注意したほうがいいと、私は思います。
お客さまに足の付け根の乾燥ケアのご説明をした折に、目元用シートパックは形状的にいいのではないかというお話になったことがあります。
さっそくトライしたお客さまから「なかなかいいけれど、ちょっと大きさが合わない」というレポートもいただきました。
ネック用シートパックだとちょうどいいサイズかもと考えたりしています。
できたら話題になるかもしれませんね、デリケートゾーン専用パック。
しかしどんなケアも密林地帯だとうまく肌まで届きません。
気になる方はいちどワックス脱毛したあとでみっちりお手入れしてはどうでしょう。
さて、乾燥や刺激が原因の黒ずみケアにお勧めできるクリームが入荷しており
すでにリピート買いのお客さまも多い人気商品となっております。
使い方などはお気軽にお尋ねくださいませ。
私も愛用中です。
【夏季休業のお知らせ】
8月10日~16日はどちらの店舗ともお休みとなります。
恐れ入りますが、8月上旬のご予約は少し早めをお勧めいたします。