元旦の日記に関して
「ミルクバスって?」というご質問をいただきました。
これ、アーユルヴェーダのケアのひとつですが、
その名のとおり、牛乳で肌をマッサージするというもの。
牛乳を手ですくって、ごしごしきゅっきゅっとマッサージしていると
サラサラがクリーム状になって、そのうち乾いてくる。
それでもまだスクラブし続けると、ぼろぼろと垢がけっこう出るのです。
すべすべになります。
ささっとやるというよりは、
けっこう時間をかけ、
力を入れて念入りにやるマッサージです。
私はミルクバスという名前をきいて、
勝手に牛乳を入れたお風呂に浸かることを想像して
ちょっと「ヲェ」となっていたのですが(笑)
そうではない^^
マクロビオティック実践者として、
牛乳を肌につけるってどうなの???というお声もあるかもしれませんが、
何事もやってみなくてはわからないということでトライしました。
ミルクの匂い、それほど悪くない。
でも、その前にそもそも家に牛乳ってあるの?と疑問をお持ちのあなた。
実は最近あるんですよ。
牛乳に関しては、正直揺れているのです。
牛の飲み物であって、人間のそれも大人が飲むものではない。
さもありなん。
日本人には牛乳を消化する酵素がない。
さもありなん。
でも、陰陽バランスとしては豆乳よりも遥にバランスがいい。
滋養のある食品である。
これは食品の陰陽表を見てびっくりしました。
けっこう中庸なんですよ。
しかし、今私たちが入手できる牛乳の品質は決していいものではない。
高温殺菌及び脂肪分の均一化によって
相当に酸化させられた脂質だらけの飲み物である。
さもありなん。
乳牛に投与されるホルモン剤、成長促進剤の害。
さもありなん。
情報だけで判断すればNOなのです。
でも、ですね。
一昨年、あまりに体調が悪かったときに、
ヨガ&アーユルヴェーダの師であるDr.Nirmalに勧められて
何年かぶりに温めた牛乳を飲みました。
そうしたら、ものすごく自分の中が潤う感覚があったのです。
体は喜んでいたんですね。
そして、気持ちがものすごく落ち着いた。
自分がものすごく乾燥していたことを瞬時に理解したんです。
体質、体調によっては
それを補うために必要なんだということがすごくよくわかりました。
裏を返せば、本来日本人として必要のないものを必要とするほど
自分はバランスを崩していたのだと。
それ以降、体の欲求するときだけ
さらに下記の条件にあてはまるときだけ、
チャイを飲んだりしています。
○温めて飲む。
○単独で飲む。
○空腹時に飲む。
インチキマクロビアンかしら?
ラクトベジタリアンっていうのかしらね?
名称はなんでもいいんですが、そんなことがあり
今、牛乳さんとは、頭で判断せずに、体の欲求重視でおつきあいしています。
ミルクバスもその一環なのでした。