母乳育児はとても推奨したいことのひとつなので、今日は真面目に書いてみたいと思います
『虫歯と離乳食(盛り盛り編)』の記事で、マトモな食事をしている母乳の乳は素晴らしい
でもプラスチックのような食べモノばっかり食べてたら 遺伝子組み換えのトウモロコシ食べてるような牛の乳より質が悪くなりますよ って話したつもりです。
※家畜は9割が輸入のコーンで牛の内臓は本来コーンを食べるように出来てません
周りは結構完母が多いのですが、世界でみると完全母乳はたったの39%なんですね
『「母乳は人生最初の予防接種」とUNICEF、8月7日まで世界母乳週間』
「UNICEFは完全母乳のメリットの大きさを強調する。ところが完全母乳の浸透率は低い。UNICEFによれば、完全母乳で育てられた生後半年以下の新生児は2012年のデータでたったの39%。途上国では母乳をあげる母親は多くても、知識不足や風習、就業などの理由から、早い時期から水や人工乳、離乳食などを与えてしまう」
勘違いさんが多いので言っときますけど、、
粉ミルクで育った子を批判してるんじゃないですよ (メンドクサッ)
そう捉えたとしても、母乳育児に対してそんなに負い目を感じてること自体がオカシイです。
本来、粉ミルクと母乳とは比較できないもの。
全く違う物質です
人の優先順位というのはそれぞれで、母乳をやりたくない母親だって居るわけで、事情があって粉ミルクにしている人も居るでしょうし、それはそれで負い目を感じず『私はこれでいいのだ』と自信もっていればいいのです。
人の意見にいちいち左右される必要はない。
ただ私は母乳育児を素晴らしいと思うので推奨しますし、粉ミルクを否定しませんが薦めもしません。
母乳をあげることは動物として至極当たり前な行動だということは事実です。
子供を産んで母乳をやらないのは、家畜とペットと、粉ミルクを選んだ人間の親だけです。
乳牛は産後すぐから乳を人間様に与えているため、産まれた子牛は母牛からおっぱいを貰えず、引き離され粉ミルクを飲まされます
その牛の乳から作られる粉ミルクは母乳に近くなるように成分を調整してはありますが、母乳とはまったくもって違うものです。
WHOの粉ミルクの市販に関する国際コードでは
「粉ミルクの商品ラベルに母乳哺育に反対するものがあってはならない」
「乳児用調整乳の使用を理想化するいかなる肖像や文章があってはならない」
「〝母乳化した″など理想を言語化した用語を使用してはならない」
と、はっきり示されているのです。
紙おむつはあるけど、粉ミルクのCMも無いですよね
国際基準により禁止されているのです
それだけ与えた方が良い 素晴らしいモノ。
これぞまさしく子供への予防接種ですよ。
現代のどんな科学的な技術を使おうとも、
母乳を作ることはできません。
乳児の体内で特異的な作用をするその素晴らしい母乳の良さを、ママたちはもっと知った方が良いとおもいます。
母乳は、最初と中間と最後で、全然成分が違いますし、子供の月齢によっても変化するので、冷凍保存した場合でもせいぜい2週間が限度なのです。
家族が風邪をひいてるときなんかは自分も病気にかかって、母乳を飲ませた方が良い。
授乳の最初に出るのはクエンチャーと言って、乳糖が多くさらさらしているスープのような感じ。
オキシトシンが多く含まれて、ママはリラックスし、赤ちゃんは眠くなります。
中間に出るのはフォアミルクと言って濃度が濃くなり、たんぱく質を多く含んでいます。
最後の最後で出てくるのはハインドミルクと言って、良質な脂質が含まれていてデザートのような感じ。
なので、片方5分もう片方5分と最初のクエンチャーばかり飲ませていてはダメなのです。
時間や回数なんていちいち気にする必要全くなし
それに対し 粉ミルクはお湯に溶かしてしまえば成分は均一です。
飲み口も苦労せずにガブガブ入ってくる。
噛まないと出て来ないタイプの乳首を使うと、ママの乳首も噛んでしまうので気をつけましょう。
粉ミルクの栄養素は添加されたり減らされたりして母乳に近付けられてはいて、母乳よりも豊富な栄養素もありますが、母乳とは吸収率が全く違うのです。
母乳の鉄分の吸収率は49% ミルクの鉄分の吸収率は4% と相当な違いがあり、あったりまえなことですが、腸で吸収されなければいくら栄養素を摂っても無駄なのです。
乳児は母乳中の免疫物質を取り込むようにピノサイトーシス能(細胞外が物質を取り込む過程のひとつ)を持つため、巨大なたんぱく質を消化しないまま吸収してしまったりします
蜂蜜がダメなのは 乳児がボツリヌス菌を吸収してしまうためね。
なので産まれてすぐに何を口に入れるかは非常に重要なのです。
胎便を出してから母乳を与えるのが一番いいと言われるのは、それまで変なものを飲ませるのは待って、ということです。
すぐに直母で母乳を与えれ、ずっと母乳で育てられたのと、糖液を与えられてから母乳育児になったのと、粉ミルクを与えられてから母乳育児になったのと、母乳を哺乳瓶で飲んだのとでは、全然違ってしまいます。
しかも病院では産後すぐにK2シロップを許可なく投与されますね。
K2シロップは添加物として 安息香酸ナトリウム、クエン酸水和物、ゴマ油、水酸化ナトリウム、ソルビタン脂肪酸エステル、D‐ソルビトール液、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、香料を含有。
浸透圧を高めるようになっているので吸収率は抜群です
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、非イオン界面活性剤で 顔の汚れを落とす効果もありますしね。
ちなみに米国小児科学会では6時間以内に筋注で、シロップの経口投与はお勧めしてません
さらに、1999~2004年にビタミンK欠乏性出血症で亡くなってしまった乳児のほとんどはビタミンKを投与しています。
出産時に抗生剤を投与された産婦、帝王切開の産婦、食生活の酷い産婦の場合は投与せざるを得ないでしょう
原因は一つでは無いのです。
妊娠中、お産中、産後の状態、母体の内臓機能など色々な要因が絡まってきます。
コレステロール値が低いと脳出血による死亡が増加したりします
乳児はコレステロールもうまく合成できないので、母乳中のコレステロールは非常に重要になってきます。
コレステロールは神経発達に非常に重要で、言語能力や運動神経の発達に大きく関わってきますので母乳の栄養状態は重要なのです。
B12などのように乳児が特異的に吸収されるものもありますが、ビタミンやミネラルも母乳の食事内容に大きく影響されます。
当然、食事内容により味も変わると言われます。
自分のでわかりますが、匂いも変わりますね。
必須アミノ酸や必須脂肪酸や、ミネラル、体内合成できないビタミンCなど、摂り入れ無くてどうやって母乳中に出すと言うのでしょうか
食事内容が母乳に影響して当たり前なのです。
その母乳の質が乳児の身体に影響しないと考えるほうがおかしいと思いますが
ただ、産後すぐに高カロリーのものを食べると乳腺の発達が追いつかずカロリーが負担になるので、やはり妊娠中から準備してないとダメですね。
脂質だったら何でもいいわけは当然ありません。
ベビの便に白いツブツブなどが出た場合は 分解された中性脂肪が吸収できなかった消化不良ですので、赤ちゃんの便をみながら自身の食事内容も調整しましょう
母乳中の炭水化物はほとんどが乳糖であり、幼児は乳糖が分解できます。
母乳の乳糖は牛乳の倍含まれます。
たんぱく質は母乳の栄養状態に影響しないと言う説が多いですが、それは多分自己融解できるからではないでしょうか。
カルシウムも入ってこなければ母体の骨を溶かせばいいですしね
でもこちらでは
「妊娠中および授乳期の栄養状況が母乳成分へ及ぼす影響」奈良教育学会
”蛋白質濃度は授乳時の 飯,野菜摂取量が多い程低い傾向が認められた。”
となっています。
私は、たんぱく質も摂取量で変化してるだろうと思っています
そして栄養素と同等に大事な事と言えば、授乳をすることによるスキンシップです。
病院でこんな風にしてミルクを飲ませてるところもあります
これは極端な例ですが、赤ちゃんが自分で哺乳瓶を手で持てるようになれば、持たせて飲ませるママも多いはずです。
やはり直母で飲ませるのと哺乳瓶で飲ませるのでは違ってくるのは当然でしょう。
母親の子を抱きよせる感触、母の匂い、アイコンタクト、それらは栄養と同時に乳児の発達に重要な要素なはずです。
『John H. Kennell and Marshall H. Klaus』
ジョン·H·ケネル博士とマーシャル·H·クラウス博士の研究では 産後赤ちゃんへの接触が長かった親子と、短かった親子の研究では2歳の時点で母子関係に大きな違いが見られたことを示したようです。
食事をするのだってそうです。
ただ栄養素のあるものをテーブルに置くだけではダメなのです。
『美味しい?』
『美味しい~』
というのが 家族という関係には必要だと思います。
勿論健康への影響も大きいです
3,4か月以内に人工乳にした場合、子供の糖尿病発症のリスクが高くなることも報告されているようです。
さらに、妊娠糖尿病の母体から産まれた女児は、自身も将来妊娠糖尿病になるリスクが高いそうです。
しかしそれらも、母乳育児を長く続ければ回避できる確率も多くなるそうです。
母体へのメリットも多いです。
まず子宮復古を促すホルモンの分泌、ホルモンの精神安定作用による産後鬱の回避、乳房や子宮の病気の軽減など様々です。
母乳育児による利点はこれだけでは無いでしょう。
母乳の成分に関しても、今解っていることだけが全て とするには あまりに短絡的だと思います
母乳にはダイオキシンや放射能が・・という人もいるかもしれません。
確かに母体の有害物質は母乳へ移行しますが、何十年も授乳するわけではありませんし、母乳育児の利点を考慮しても、それらの為に母乳を中止する必要は全くないと私は思います。
おっぱいが出ないんだから仕方ない
と怒る人がいるかもしれません。
でも、それはそこまで力を注ぐ気が無かっただけの話。
私は第一子の時、ストレスで突然母乳が出なくなり、乳首さえ嫌がられる程になり辛い思いをしましたが、そこからでも完全母乳に復活させました。
やっぱり、頑張って良かったと思います。
子供を産んで母乳が出ないということは本来あり得ません。
母乳を出すにはとにかく吸わせることです。
肩こりなども
乳房に限らず使わなければ機能しないのは当たり前の話です
私の知り合いでは捨てられた子猫があまりにも不憫に思っていたら自分の母乳が出てしまった、というミラクルな飼い主も居ます
そういう動物の感動秘話もありますよね。
おっぱいは出すんですよ
小児科医、産婦人科医にはもっと母乳を推進してもらいたいですが、何に対抗しているのか知りませんけど『粉ミルクは悪くない』と言ってしまう産科医も多く、全く期待できません。
ママさん自身が知識をつけて、授乳が最高の一時になるように楽しんで欲しいです
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記事はこちら『産後明け初更新!』
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noel.2012@icloud.com
『虫歯と離乳食(盛り盛り編)』の記事で、マトモな食事をしている母乳の乳は素晴らしい
でもプラスチックのような食べモノばっかり食べてたら 遺伝子組み換えのトウモロコシ食べてるような牛の乳より質が悪くなりますよ って話したつもりです。
※家畜は9割が輸入のコーンで牛の内臓は本来コーンを食べるように出来てません
周りは結構完母が多いのですが、世界でみると完全母乳はたったの39%なんですね
『「母乳は人生最初の予防接種」とUNICEF、8月7日まで世界母乳週間』
「UNICEFは完全母乳のメリットの大きさを強調する。ところが完全母乳の浸透率は低い。UNICEFによれば、完全母乳で育てられた生後半年以下の新生児は2012年のデータでたったの39%。途上国では母乳をあげる母親は多くても、知識不足や風習、就業などの理由から、早い時期から水や人工乳、離乳食などを与えてしまう」
勘違いさんが多いので言っときますけど、、
粉ミルクで育った子を批判してるんじゃないですよ (メンドクサッ)
そう捉えたとしても、母乳育児に対してそんなに負い目を感じてること自体がオカシイです。
本来、粉ミルクと母乳とは比較できないもの。
全く違う物質です
人の優先順位というのはそれぞれで、母乳をやりたくない母親だって居るわけで、事情があって粉ミルクにしている人も居るでしょうし、それはそれで負い目を感じず『私はこれでいいのだ』と自信もっていればいいのです。
人の意見にいちいち左右される必要はない。
ただ私は母乳育児を素晴らしいと思うので推奨しますし、粉ミルクを否定しませんが薦めもしません。
母乳をあげることは動物として至極当たり前な行動だということは事実です。
子供を産んで母乳をやらないのは、家畜とペットと、粉ミルクを選んだ人間の親だけです。
乳牛は産後すぐから乳を人間様に与えているため、産まれた子牛は母牛からおっぱいを貰えず、引き離され粉ミルクを飲まされます
その牛の乳から作られる粉ミルクは母乳に近くなるように成分を調整してはありますが、母乳とはまったくもって違うものです。
WHOの粉ミルクの市販に関する国際コードでは
「粉ミルクの商品ラベルに母乳哺育に反対するものがあってはならない」
「乳児用調整乳の使用を理想化するいかなる肖像や文章があってはならない」
「〝母乳化した″など理想を言語化した用語を使用してはならない」
と、はっきり示されているのです。
紙おむつはあるけど、粉ミルクのCMも無いですよね
国際基準により禁止されているのです
それだけ与えた方が良い 素晴らしいモノ。
これぞまさしく子供への予防接種ですよ。
現代のどんな科学的な技術を使おうとも、
母乳を作ることはできません。
乳児の体内で特異的な作用をするその素晴らしい母乳の良さを、ママたちはもっと知った方が良いとおもいます。
母乳は、最初と中間と最後で、全然成分が違いますし、子供の月齢によっても変化するので、冷凍保存した場合でもせいぜい2週間が限度なのです。
家族が風邪をひいてるときなんかは自分も病気にかかって、母乳を飲ませた方が良い。
授乳の最初に出るのはクエンチャーと言って、乳糖が多くさらさらしているスープのような感じ。
オキシトシンが多く含まれて、ママはリラックスし、赤ちゃんは眠くなります。
中間に出るのはフォアミルクと言って濃度が濃くなり、たんぱく質を多く含んでいます。
最後の最後で出てくるのはハインドミルクと言って、良質な脂質が含まれていてデザートのような感じ。
なので、片方5分もう片方5分と最初のクエンチャーばかり飲ませていてはダメなのです。
時間や回数なんていちいち気にする必要全くなし
それに対し 粉ミルクはお湯に溶かしてしまえば成分は均一です。
飲み口も苦労せずにガブガブ入ってくる。
噛まないと出て来ないタイプの乳首を使うと、ママの乳首も噛んでしまうので気をつけましょう。
粉ミルクの栄養素は添加されたり減らされたりして母乳に近付けられてはいて、母乳よりも豊富な栄養素もありますが、母乳とは吸収率が全く違うのです。
母乳の鉄分の吸収率は49% ミルクの鉄分の吸収率は4% と相当な違いがあり、あったりまえなことですが、腸で吸収されなければいくら栄養素を摂っても無駄なのです。
乳児は母乳中の免疫物質を取り込むようにピノサイトーシス能(細胞外が物質を取り込む過程のひとつ)を持つため、巨大なたんぱく質を消化しないまま吸収してしまったりします
蜂蜜がダメなのは 乳児がボツリヌス菌を吸収してしまうためね。
なので産まれてすぐに何を口に入れるかは非常に重要なのです。
胎便を出してから母乳を与えるのが一番いいと言われるのは、それまで変なものを飲ませるのは待って、ということです。
すぐに直母で母乳を与えれ、ずっと母乳で育てられたのと、糖液を与えられてから母乳育児になったのと、粉ミルクを与えられてから母乳育児になったのと、母乳を哺乳瓶で飲んだのとでは、全然違ってしまいます。
しかも病院では産後すぐにK2シロップを許可なく投与されますね。
K2シロップは添加物として 安息香酸ナトリウム、クエン酸水和物、ゴマ油、水酸化ナトリウム、ソルビタン脂肪酸エステル、D‐ソルビトール液、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、香料を含有。
浸透圧を高めるようになっているので吸収率は抜群です
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、非イオン界面活性剤で 顔の汚れを落とす効果もありますしね。
ちなみに米国小児科学会では6時間以内に筋注で、シロップの経口投与はお勧めしてません
さらに、1999~2004年にビタミンK欠乏性出血症で亡くなってしまった乳児のほとんどはビタミンKを投与しています。
出産時に抗生剤を投与された産婦、帝王切開の産婦、食生活の酷い産婦の場合は投与せざるを得ないでしょう
原因は一つでは無いのです。
妊娠中、お産中、産後の状態、母体の内臓機能など色々な要因が絡まってきます。
コレステロール値が低いと脳出血による死亡が増加したりします
乳児はコレステロールもうまく合成できないので、母乳中のコレステロールは非常に重要になってきます。
コレステロールは神経発達に非常に重要で、言語能力や運動神経の発達に大きく関わってきますので母乳の栄養状態は重要なのです。
B12などのように乳児が特異的に吸収されるものもありますが、ビタミンやミネラルも母乳の食事内容に大きく影響されます。
当然、食事内容により味も変わると言われます。
自分のでわかりますが、匂いも変わりますね。
必須アミノ酸や必須脂肪酸や、ミネラル、体内合成できないビタミンCなど、摂り入れ無くてどうやって母乳中に出すと言うのでしょうか
食事内容が母乳に影響して当たり前なのです。
その母乳の質が乳児の身体に影響しないと考えるほうがおかしいと思いますが
ただ、産後すぐに高カロリーのものを食べると乳腺の発達が追いつかずカロリーが負担になるので、やはり妊娠中から準備してないとダメですね。
脂質だったら何でもいいわけは当然ありません。
ベビの便に白いツブツブなどが出た場合は 分解された中性脂肪が吸収できなかった消化不良ですので、赤ちゃんの便をみながら自身の食事内容も調整しましょう
母乳中の炭水化物はほとんどが乳糖であり、幼児は乳糖が分解できます。
母乳の乳糖は牛乳の倍含まれます。
たんぱく質は母乳の栄養状態に影響しないと言う説が多いですが、それは多分自己融解できるからではないでしょうか。
カルシウムも入ってこなければ母体の骨を溶かせばいいですしね
でもこちらでは
「妊娠中および授乳期の栄養状況が母乳成分へ及ぼす影響」奈良教育学会
”蛋白質濃度は授乳時の 飯,野菜摂取量が多い程低い傾向が認められた。”
となっています。
私は、たんぱく質も摂取量で変化してるだろうと思っています
そして栄養素と同等に大事な事と言えば、授乳をすることによるスキンシップです。
病院でこんな風にしてミルクを飲ませてるところもあります
これは極端な例ですが、赤ちゃんが自分で哺乳瓶を手で持てるようになれば、持たせて飲ませるママも多いはずです。
やはり直母で飲ませるのと哺乳瓶で飲ませるのでは違ってくるのは当然でしょう。
母親の子を抱きよせる感触、母の匂い、アイコンタクト、それらは栄養と同時に乳児の発達に重要な要素なはずです。
『John H. Kennell and Marshall H. Klaus』
ジョン·H·ケネル博士とマーシャル·H·クラウス博士の研究では 産後赤ちゃんへの接触が長かった親子と、短かった親子の研究では2歳の時点で母子関係に大きな違いが見られたことを示したようです。
食事をするのだってそうです。
ただ栄養素のあるものをテーブルに置くだけではダメなのです。
『美味しい?』
『美味しい~』
というのが 家族という関係には必要だと思います。
勿論健康への影響も大きいです
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さらに、妊娠糖尿病の母体から産まれた女児は、自身も将来妊娠糖尿病になるリスクが高いそうです。
しかしそれらも、母乳育児を長く続ければ回避できる確率も多くなるそうです。
母体へのメリットも多いです。
まず子宮復古を促すホルモンの分泌、ホルモンの精神安定作用による産後鬱の回避、乳房や子宮の病気の軽減など様々です。
母乳育児による利点はこれだけでは無いでしょう。
母乳の成分に関しても、今解っていることだけが全て とするには あまりに短絡的だと思います
母乳にはダイオキシンや放射能が・・という人もいるかもしれません。
確かに母体の有害物質は母乳へ移行しますが、何十年も授乳するわけではありませんし、母乳育児の利点を考慮しても、それらの為に母乳を中止する必要は全くないと私は思います。
おっぱいが出ないんだから仕方ない
と怒る人がいるかもしれません。
でも、それはそこまで力を注ぐ気が無かっただけの話。
私は第一子の時、ストレスで突然母乳が出なくなり、乳首さえ嫌がられる程になり辛い思いをしましたが、そこからでも完全母乳に復活させました。
やっぱり、頑張って良かったと思います。
子供を産んで母乳が出ないということは本来あり得ません。
母乳を出すにはとにかく吸わせることです。
肩こりなども
乳房に限らず使わなければ機能しないのは当たり前の話です
私の知り合いでは捨てられた子猫があまりにも不憫に思っていたら自分の母乳が出てしまった、というミラクルな飼い主も居ます
そういう動物の感動秘話もありますよね。
おっぱいは出すんですよ
小児科医、産婦人科医にはもっと母乳を推進してもらいたいですが、何に対抗しているのか知りませんけど『粉ミルクは悪くない』と言ってしまう産科医も多く、全く期待できません。
ママさん自身が知識をつけて、授乳が最高の一時になるように楽しんで欲しいです
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