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無から有を生み出すこと

桜内文城です。
「おにへん(鬼編集長)」こと岡本呻也氏が新雑誌の創刊に際して、鬼の目にも涙という実感を吐露されている。建前上、責任編集の木村氏の最近の御立場は別として、国ナビ(国家財政ナビゲーション・システム)という無から有を生み出すような仕事を御一緒させていただいた者として、些かの感慨があった。



国ナビ自体を作成するにせよ、その国ナビを世の中に打ち出していくにせよ、どのようにして分かりやすく、かつ理論のレベルを落とさないようにするのか、ということが大きなハードルとなっていた。そして、岡本氏をはじめとして非常に多くの方々のお力を得て、国ナビ・自治ナビは完成し、世の中にお披露目することができた。この場をお借りして心より感謝申し上げる次第である。


実は、今から一世紀以上も前、イタリアでロジスモグラフィア(Logismographie)と呼ばれる公会計の理論体系が実際に政府機関において用いられていた時期があった。詳細は把握できていないが、どうやら企業会計の枠を大きく超える点で、今回の国ナビと共通するところが大きかったのではないかと考えている。残念なことに、ロジスモグラフィアはその勘定体系と会計処理(仕訳)の複雑さが災いして、開発者が政府を去った後、すぐに廃れていったというが、国ナビはそこが違う。現代のIT技術の発展のお陰で、その拡張された勘定体系上の複雑な会計処理(仕訳)もほぼすべて自動化している。先人の努力を知る上でも、できるだけ早い時期にロジスモフィアの理論体系を解明したいと思っている。

世界の中心で、公会計を語る

桜内文城です。
新潟県中越地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。僕自身は、地震のあった土曜日は都内(@中央大学アカウンティングスクール)で非常勤の仕事があったので、偶然にもその場にいませんでした。しかし、新潟・東京間の交通路が遮断されたため、今週一杯は東京で新刊の本を知り合いの方々にお持ちしたり、献本としてお送りしたりといった作業を行っているところです。その関係で、今週の新潟大学での講義はすべて休講とさせていただきました。受講生の方々にお詫び申し上げます。



先週刊行された「公会計革命~『国ナビ』が変える日本の財政戦略」フィナンシャル・ジャパンの対談記事「国ナビ~国家財政ナビゲーション・システム」への反応も徐々にですが入ってきております。電脳くおりあさんのブログでも、長文のコメントをいただきました。ありがとうございます。心より御礼申し上げます。


本当のことを言うと、セカチュウの原作者である片山恭一さんが高校の7つ上の先輩(しかも実家が近所)だそうで、僕も今回の新書は三百万部超えを狙って書きました(嘘)。公会計は、その理論体系の複雑さのためか、予想される社会経済へのインパクトの大きさの割にはまだまだ十分な広がりを持って一般に浸透しているとは言えません。しかし、その巨大な可能性をできるだけ多くの方々にご理解いただきたいと思い、今回の本を執筆した次第です。自信はまだありませんが、少しずつですが手ごたえを感じつつあります。



皆様、どうか「公会計革命~『国ナビ』が変える日本の財政戦略」(講談社現代新書)と「公会計~国家の意思決定とガバナンス」(NTT出版)をよろしくお願い申し上げます。

祝!出版

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桜内文城です。
まずはご報告。昨日(10月20日)より、「公会計革命~『国ナビ』が変える日本の財政戦略」(講談社現代新書)が全国の書店で発売になりました。ぜひご覧になってください。そしてこのブログにTBまたはコメントをいただければ幸いです。
それから本日(10月21日)は僕の39歳の誕生日なのですが、それと時を同じくして創刊された「フィナンシャル・ジャパン」という新しい月刊誌において「国ナビ~国家財政ナビゲーションシステム」と題する対談記事が堂々10ページにわたって掲載されています。こちらも全国の書店で発売されておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。読者の皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。

見本&チラシ完成!

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桜内文城です。
一昨日(13日)、講談社から出版される「公会計革命 『国ナビ』が変える日本の財政戦略」の見本が完成し、担当編集者の広部さんから何部か頂いてきました。来週(18日)以降、書店に並ぶとのことで、大変楽しみです。
それとほぼ時を同じくして、書店用のチラシも完成しました。このチラシでは、上記の「公会計革命」だけでなく、12月上旬にNTT出版から刊行予定の「公会計 国家の意思決定とガバナンス」についても紹介しています。チラシのデザインは、高校時代以来(ということは人生の半分以上)の友人である山根君にお願いしました。さすがそのお仕事柄、カッコよくまとめていただき、大変感謝しています。今度、近くの「笑々」で飲み放題ということで、おごらせていただきます。m(__)m

祝!7777アクセス突破

桜内文城です。
僕のサイト「桜内研究室」のアクセス数が、先ほど7777回の誠に縁起の良いぞろ目を突破いたしました。ちなみに、サイト更新のチェックの最中、僕自身が記念すべき一歩を踏ませていただきました。m(__)m
「桜内研究室」にカウンターを取り付けたのは、今から約2年前の2002年9月22日でしたので、一日平均20前後のアクセスがあったことになります。これまでは主として大学での授業の配布資料をダウンロードしてもらうだけのやや閉鎖的な利用にとどまっていましたが、今後は、僕自身の著書・論文等を通じて、読者の方々をはじめ社会と広くつながっていきたいと考えています。
当面の出版予定ですが、以下の通りとなっています。
10月4日(月)  「現代企業法・金融法の課題」(共著)(弘文堂) 第2部第3章「公会計と企業会計の相互関係」(p. 127-157)、第3部第3章「財投機関債に関する諸論点」(p. 267-279)
10月20日(水) 「公会計革命 『国ナビ』が変える日本の財政戦略」(講談社現代新書)
10月21日(木) 「国ナビ 国家財政ナビゲーションシステム」(対談記事、10ページ)『フィナンシャル・ジャパン』創刊号
11月下旬 「公会計 国家の意思決定とガバナンス」(NTT出版)
それではまた。

写真撮影の日々

桜内文城です。
10月20日刊行予定の「公会計革命 『国ナビ』が変える日本の財政戦略」(講談社現代新書)の裏カバーに掲載する写真をプロのカメラマンさんに撮っていただきました。そのうちの一枚をこの桜内ブログのプロフィール欄にもアップしたところです。
撮影当日、麻布十番へ。場所柄もあってカメラマンさんに「キムタク風に・・」とお願いしたところ、苦笑されながら「じゃ、カメラを睨みつけて」との指示が。日頃、仕事でパソコンを睨みつけている姿は鬼気迫るものがあると同僚からも恐れられていたのですが、パソコンならぬ人を睨みつけるのはどうも勝手が違ってうまくいきません。キムタクへの道は遠かった。。(>_<)
その数日後、今度は『フィナンシャル・ジャパン』という月刊誌の創刊号(10月21日発売)に10ページわたる対談記事を掲載していただくこととなり、対談相手となっていただいた保岡興治代議士(自民党国家戦略本部事務局長、鹿児島1区選出)と国会前でツーショットの写真撮影に臨みました。「はい、笑って笑って」とのカメラマンさんの声に先生はニッコリ、まさに千両役者の笑顔。ところが僕の方と言えば、笑おうとしてもこれがなかなかむつかしい。横で見ていた編集長からあとで「桜内さん、あれじゃあ政治家にはなれませんね」との烙印を押されました。(T_T)
地味な生活を送っている日常からは想像もつかない世界を垣間見た一週間でした。

桜内ブログ(試行版)です。

桜内文城です。
本日、試行的に「桜内ブログ」を立ち上げました。その目的は、10月20日刊行予定の「公会計革命 『国ナビ』が変える日本の財政戦略」(講談社現代新書)と11月下旬刊行予定の「公会計 国家の意思決定とガバナンス」(NTT出版)という二冊の著書について、広く読者の方々とインターネット上で意見交換をすることにあります。また、上記二冊の著書では紙幅の都合で割愛した点等について、追加的に情報提供を行っていきたいと思っています。特に、国ナビ(国家財政ナビゲーション・システム)を用いた予算編成上の意思決定のシミュレーションについては、実際にこれを一定のシナリオに従って操作して数字が動くところをご覧いただけるよう、準備したいと思っています。どうぞ御期待ください。
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