昨年秋の区議会で、駐輪場のことを質問しましたが、(こちら)今回は買い物自転車対策をどのように進めてきたかということで質問をしました。

 

放置自転車が多いことや、買い物時に自転車を停める場所がないとき、とても困ってしまうのは誰しも持つ思いであると思います。駅前にスペースが限られている中で具体的にどうやって解決したらいいのか、とても難しいですが、でも、誰もが必要だと思うこのテーマでみんなで考えるきっかけ作りができたら良いのではないかなと思います。

 

昨秋にも書いたように、大泉学園駅などはかつてと比べるとずいぶん自転車は停めやすくなり、放置も減ってきたように感じられますが、それは当然のことながら自然とそうなるわけではなく、調査をしたり声かけをしたりという積み重ねがあります。地道な取り組みが少しずつ問題解決につながっていくということは、もっと区民のみなさんと共有していけたらいいなと思い、質問しました。

(都市整備費の6分間の質問時間の中で、前回のブログに書いた福祉のまちづくりガイドラインの次に質問したため、短いですが…。)

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(2017年2月27日の予算特別委員会にて)

(かとうぎ桜子)

買物自転車対策費について伺います。

調査の委託をされているということですが、委託内容はどのようなものなのか、この調査を始められたきっかけや、いつから、どこに委託しているのかなど、実際の実施の状況をまずはご説明ください。 

(交通安全課長)

この委託については、買い物による放置自転車が顕在してきたことから、平成23年度より実施しています。

駐輪環境の整備と放置自転車対策を効果的に促進するため、午後の放置状況や民間を含む自転車駐車場の利用状況などの実態調査、また、商店会などへの放置自転車対策の働きかけを行っているところです。

自転車については、放置自転車対策である自転車駐車場の維持管理、放置自転車の撤去などを実施している環境まちづくり公社にお願いしているところです。

 (かとうぎ桜子)

実際の撤去などをされているところと一体的な形で調査をされているということかと思いますけれども、実施している中で見えてきた、その調査をやったことによる効果や、あるいは今後の課題があればお聞かせください。 

(交通安全課長)

具体的に、放置状況が分かることで時間利用施設への効果的な回収ができるということで、買い物による放置自転車の減少につながっています。

課題としましては、商店や自転車利用者の理解を得るというところが重要で、地道な周知、働きかけが重要だと考えております。

(かとうぎ桜子)

駅周辺で短い時間とめられる場所がなかなかないということは、私も、大泉学園駅周辺は以前そう感じていたのですが、大分改善してきているのかということがあって、でも、それは自然になるものではなくて、いろいろな取り組みをしている結果かと思いますので、そういった点についても区民の皆様にわかりやすくお伝えいただければと思います。