東京外国語大学で「第三の耳で聞く!」?? | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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鈴木啓之氏著の「第三の耳で聞く!」と言う本があります。


http://www.shonan-english.com/text4.html

人間の言語中枢はおおむね12歳から13歳ぐらいまでに形成されます。そして、その言語機能を実際に司っているのが左脳です。ところで、わたし達は日本人ですから日常日本語を使っています。 当然、わたし達の左脳の言語野(げんごや)は日本語のリズムで満ちあふれています。そのため(言語中枢の形成期を過ぎた)中学生(15歳ぐらい)の年齢になると、どうしても、外国語を聞く場合に、日本語から外国語へのリズムの切り替えがスムーズにできなくなる、つまり、左脳(具体的には、左右第一、第二の耳)が外国語のリズムにうまくついていけなくなります。


ですから、「左右の耳」を使っている限り、ナマの英語はなかなかうまく聞きとれないということになってしまいます。現に、この理由から小学校からの英語教育の重要性が最近有職者の間で声を大にして叫ばれています。しかし、そうはいっても、今更、中学生のみなさんが小学一年生に戻れるわけでもありません。


ましてや、これから「生きた英語」を身につけようとされている大人の社会人のみなさんにとっては、これはまさに由々しい問題です。”さて、それではどうするか?”・・・・・ということですが、もし、あなたが現に本場のナマの英語がスムーズに上手に聞きとれない、あるいはそれに近い状態であったとしたら、そんなあなたに是非チャレンジしてほしいのが、“IMAGE LISTENING METHOD”です。


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なんといい加減な説明でしょうか。左右の耳で聞くから良くない、だから第三の耳で聞けとはどう言う意味でしょうか。左右の耳で聞くのが良くないのなら、英語はどう聞けば良いのですか。良い悪いは別として人間は耳でしか音を聞くことができません。


どう頑張っても第三の耳なんか作り用がないのです。その作り方を知りたいなら本を読めと言う事でしょう。


左右の目で見るから良くない、だから第三の目で見ろと言われたら信じる事ができるでしょうか。言語習得は禅問答ではありません。


この本には小川芳男(東京外国語大学元学長)氏が次の推薦文を書いております。外語大ではこの第三の耳を教える事ができるのでしょうか。


”鈴木啓之氏は、英語教育に関して自分の滞米経験を生かし、斬新な学習方法を考え出している。先に発音に関して FINGER ACTION METHOD を考案して、世間の注目をあびた。今回は『第三の耳』という言葉を生みだして、IMAGE LISTENING METHOD, DEEP BREATH LISTENINGなど、新しい学習法を提唱している。いずれも英語の音声学の理論に合致しているのに、感心させられる。この学習法は、英語教育に新しい一石を投じることになろう。 ”