暗記にシフトすれば凄いのだ | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

これは私の言葉ではなく、次のメルマガのタイトルです。


先日、以下のご相談をいただいた。

> いつまでたっても英語が思うように話せなくて苦しんでいます。
> 英語って私には一生できないんじゃないかって思ってもいます。
> 祐樹さん、どうすれば英語って話せるようになりますか?

僕が前から一貫して言っていること。それは「英語は覚えりゃ話せるしわかるんだ」ということである。

具体的には暗記で全部解決できるよと言っている。これが実は効果テキメン。英語勉強の方向性を暗記に変えたとたん、えらく英語ができるようになった塾生が大勢いるのだ。
何を暗記するかというと、英短文である。英単語・英熟語は補完的に暗記するとよいが、一番大事なのは「英短文」だ。

詳しくいえば「パターン」を覚えることなのだが、実際、英短文を暗記するだけで英会話は「ズバ抜ける」。

なぜなら、英会話の最小単位は「英短文」だからだ。英単語ではない。英会話とは、結局のところ、英短文の集合体である。なので、英短文を覚えてしまえばすぐ使える。単語を入れ替えれば、あなた好みの英会話がすぐできる。

何も文法などおぼえなくていいのだ。また、英短文暗記が効果的なのは英会話だけではない。

TOEICや英検試験でも「ズバ抜けてしまう」。なぜなら英短文を読み解く力が格段に身につくからだ。

だからこそ、わが六単塾では英短文(+英単語+英熟語)を数万個暗記することをミッションとしている。

実際には、暗記だけではなく、1秒以内で暗唱する「即暗唱力」がミッションなのだが、ここではわかりやすく「暗記力」と言っておこう。

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私は覚える事に賛成ですが、このような英短文の暗記を勧めるつもりはありません。私も例文を暗記させる学習をしておりましたが、概ね学習者からの反応は不評でした。つまり機械的に反復して覚えるのであり、ある学習者は「修験者ような勉強」と評しました。

何が問題かと言えば覚える事が目的となっているからです。使う面白さがありません。この場合に英語学習のモチベーションを維持するのが難しくなります。

その意味ではいろいろ試した挙句行き着いた対話練習がベストです。これも英語会話練習の対話であると、覚えるのが目的となります。

普通の対話を覚えて話す方法なら、覚えてもらいますが、使って楽しめる利点があります。これが英語学習のモチベーションを維持するベストの方法であると確信します。