代々木上原の素晴らしきレストランセララバアドへ。前回所用が入ってしまい

友人にお席を譲ってしまったので半年振りの訪問です。シェフが前回

さくらさんがいらっしゃらなくて寂しがってましたよ~なんて言われると

絶対にいかなくちゃ!!っと思ってしまう訳で・・・。

こんなしがなく、控え目な私のことなんて覚えてくださり感謝感激です。

 

 

 

緑豊かなアプローチを進み、ドアを開けると

北欧的インテリアはナチュラルでリラックスができる雰囲気です。

セララバアドは予約が取れない、そしてシェフの経歴、

楽しい料理とパフォーマンスというものももちろんですが

このお店へのアプローチやここから漏れてくる癒しの雰囲気が

ちょっと神々しい、、、今いうなれば神ってる?という感じがいいのかなと思います。

 

 

セララバアドはおまかせ1コース。

ペアリングは、アルコール、ノンアルコールともにあります。

私はノンアルペアリングでお願いしました。

 

 

 

セララバアドのメニューはメニューさえも楽しいクリエイティブなレストラン。

目の前に枯れ葉のように置かれた紙があったので裏返してみると・・・

 

 

『Autamn Menu 2016』

この日のメニューが葉っぱのチップ一枚一枚に書かれていました。

 

 

クラフトパンチで一枚一枚丁寧に作られたメニューは本当に手が込んでいます。

 

 

 

 

まず登場したのはぐりぐりっとうねりのある形の海藻と米粉のスナック。

サクサクした食感と海藻の味付けがとっても楽しくて、

あーーー、こんなのおうちにあったらやめられない止まらないという美味しさです。

 

 

 

 

スパークリングマスカット

食べた瞬間、しゅわしゅわぁ~っとした発泡感と

マスカットの素敵な食感が口の中に広がります。

 

 

 

 

松の実とジュニパーベリーの炭酸割り

面白い甘味の楽しいファーストドリンクからスタートです。

 

 

 

 

今回はラッキーなカウンター。

橋本シェフのお手元がばっちりみられるワクワクアリーナです。

今回もこんな風景が目の前で繰り広げられました。

あ、、、ネタばれって感もあるので、目の前でサプライズを

感じたい方はカウンター席はおすすめしませんよ~。

 

 

 

森の朝

届けられた時、厚い霧が立ち込めた森の朝。

 

 

太陽が昇り、もやがどんどん晴れて、森の風景が少しずつ見えてきます。

そんな時間と共に感じる森の風景と香りが目の前で刻々と変わっていく

世界が広がります。このコケのようなグリーンの物体は、液体窒素で固めた

アボカド、ピスタチオ、オレンジジュースのアイス。口の中でほわぁ~っと

溶けるアイスクリームのような感じ。オレンジの香りが強いですが、

アボカドの香りも軽く感じます。

 

 

 

 

 

落葉の森

これは昨年も同じものが出てきて思わずかわいい~と叫んだもの。

今回もまったく同じですが、やっぱり感動しちゃうミニチュアの世界観。

 

 

 

昨年はケースの落ち葉の中にメニューが仕込まれていたんだっけ。

 

 

 

シェフの手の大きさでミニチュアと言った意味がわかりますでしょうか。

小さなパーツをどんどん組み合わせて行ってお料理が完成していきます。

 

 

 

トリュフ発見!!

豚が森でトリュフを発見するという様を表現しています。

パプリカのピュレの上に、トリュフをまとった豚足や豚の尻尾などで

作ったコロッケが置かれています。豚はピザ生地で作ったぷっちょ

みたいなサクサクしたスナックですが中にはローズマリーのオイルが

仕込まれていて、食べると森の香りが漂います。

 

 

 

 

セララバアドのパンは、ココットの中で焼かれてきます。

アツアツですよ~。オリーブオイルでいただきます。

 

 

 

 

 

梨、バジル、塩のドリンク

 

 

 

Haidi

幼い頃テレビ「アルプスの森の少女」で憧れたアレです。

しめじ、マイタケ、椎茸などの上にマカダミアナッツが乗ったスープ。

 

 

 

ヒバのオイルが一滴、森林の香りも加わります。

滋味と清涼感が楽しめるスープ。

 

 

 

これと一緒にいただくのは、小さなラクレット。

おじいさんが薪の上でチーズをのせた黒パンを焼いてくれたアレです。

こちらは黒パンではありませんが、濃厚なチーズを楽しませていただきました。

 

 

 

 

才巻海老 大麦

 

 

 

才巻海老の出汁を吸い込んだ大麦とお米のリゾットは

大麦のプチプチした食感が楽しく、出汁の甘味を感じます。

周りには、バジルやニンニクをアーモンドのオイルで混ぜたもの。

まっすぐの海老が凛々しいリゾットでした。

 

 

 

人参とレモンバームのジュース

 

 

 

 

丹波黒鶏 ほおずき 藁

美しいガラスの器にはばっちりと燻製の香りが仕込まれています。

 

 

薫香はこんな風にしのばせるんですね。

 

 

ガラスの器に燻製がぱんぱんに仕込まれていることもあり

香道となっているほおずきを外すとさらに香ばしいかおりが漂います。

薫香を付けられた丹波黒鶏はマスタードで味付け。

しっとりジューシーな鶏肉でした。

 

 

 

柿とミントのジュース

 

 

 

豚 

メインは富士のセレ豚です。

せれぶーって読むんですよね。きっと。

以前あったルイヴィ・トン(豚)みたいに・・・( ´艸`)

 

 

 

ちょっと豚肉というか、牛?・・・って単なる豚じゃない

しっかりした味わいの豚が焼かれていました。

添えられたのはまこもだけ。

子玉ねぎも添えられています。

最近の玉ねぎはこの花びらのようなスタイルが多いですね。

しっかりした肉質で満足感もしっかりでした。

 

 

 

橋本シェフが今度はバーナーを取り出しました。

 

 

 

器に薄いクッキー生地のようなものを張って、

バーナーで焦がしていくと表面がきれいに焼けていきます。

 

 

 

 

栗 チョコレート どんぐり

 

 

周りもそがれて、登場したデザートをつんつんっと割ると中から

出てきたのは、どんぐりのアイスです。ど、どんぐり・・・。

ってどんぐりの味が分からないんでけど、美味しいアイスクリームでした。

チョコレートのふわふわムースやベリーが添えられて酸味もありました。

 

 

 

最後はハーブティーを。

 

 

 

 

小菓子は、カカオが敷き詰められたいつものかわいい缶に入って登場です。

ジャスミンとライチのマカロン、トリュフ

栗のフィナンシェ、オリーブオイルのパートドフリュイでした。

本日も細部にこだわった楽しいお料理を出してくださいましてありがとうございました。

そうそう。次回2月の予約を取りましたが、どうやらコース料金がアップするとのことでした。

 

 

 

 

ミッフィー01 番外編 ミッフィー01

 

橋本シェフがミッフィー好きのしずりんのために、

ミッフィーシリーズを作ってくださいました。

メニューには、ミノムシミッフィーminomushi*

折り紙はしずりんが自分でもってきました。

 

 

トリュフの豚の代わりに、ミッフィーミッフィー02

 

 

最後の小菓子の缶もミッフィー。

 

 

最後のお菓子にもミッフィー。

どれもこれも手が込んでて素晴らしいですね。

最初の予約からずっと一緒に行っているのですが、

かならずミッフィーが登場します。

これだけやられたら、しずりんは通い続けなければなりませんね。

 

 

 

【過去の訪問記】

・2015年11月訪問~秋のメニュー~

・2015年7月の訪問~夏のメニュー~

・2015年3月の訪問~春のメニュー~

 

 

 

 

家Restaurant Celaravird セララバアド

東京都渋谷区上原2-8-11 TWIZA上原 1F

03-3465-8471

【火~日】 ディナーのみ営業 18:30オープン

19:00頃~ コース料理スタート

日曜営業 代々木上原駅からも代々木八幡駅からも徒歩8分くらいです。