肥満の判定方法(体脂肪) | 徒然なる日々

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ダイエットのための体重管理と判定の方法のひとつに体脂肪率を測定する方法があります。

そもそも肥満というのは 必要以上に体に脂肪が増えすぎていることを言うのです。
ですから、体重が重たいか軽いか(BMI)よりも、体脂肪がどのくらいあるか(体脂肪率)のほうが重要なのです。



肥満とは体脂肪が多いこと

体重が重たいから必ず肥満というわけでもないですし、逆に体重は軽くても体脂肪が多ければ肥満なのです。いわゆる隠れ肥満の傾向の方は若い女性に非常に多いです。

BMIは身長と体重さえわかれば、体脂肪計がなくても肥満度の判定ができます。世界にはまだ体脂肪計が普及していない国も多いですし、だから世界的には、BMIの判定が主流ですが、日本は体脂肪計の普及率も高いです。体脂肪を見るようにしましょう。

で、体脂肪計に乗れば自分の体脂肪率を見れますが、それをどのように判定して行動に移すかということが大事なんですよね。まずは適正の範囲を知っておきましょう。



体脂肪率の適正範囲

体脂肪率には昨日は適正とされる範囲があります。

体脂肪率




この正常の範囲内になるよう、体脂肪を管理する必要があるんです。

多すぎるのも少なすぎるのもよくありません

多すぎるのはもちろんですが、体脂肪が少なすぎるのもよくないんですよ。脂肪にだって身体の中での役割があるのです。

食べられないときがあっても(飢餓の状態)、生きていけるために、必要なエネルギーを備蓄しておく役割や、体温を維持する保温の役割や、転倒などの外部からの衝撃から身を守るクッションの役割があるし、脂肪細胞から動脈硬化など成人病を予防する生理活性物質を分泌していたりもします。ちゃんと大切な役割があるのです。

ですから、極端に少なくしてしまうのは健康上問題が発生するのです。

しかし、現代社会は飽食の時代です。やはり増えすぎてしまっている人の方が圧倒的に多いんですね。

体脂肪が多すぎる問題

特にお腹周りにたまる内臓脂肪は、生活習慣病の原因になったり、健康上の問題を引き起こします。

もちろん、体脂肪が増えると見た目も良くないです。同じ重さでくらべたら脂肪は筋肉より体積が大きいのです。つまり全く同じ体重であっても体脂肪率が高い人のほうが太って見えるんですね。

ですから、体脂肪を落とさないといけないのです。



脂肪でなく筋肉が落ちていた?

ダイエットの時に体重が落ちると、多くの人は体脂肪が落ちていると思い込んでいるでしょうが、実はそうではないのです。

水分の変動

昨日と今日の体重でけっこう差があったりするときもありますが、そういった短期的な体重の変化は体内の水分量の変化がほとんどです。

グリコーゲンの変動

また、ダイエットを始めて最初にスムーズに2~3kg落ちてしまうことがありますが、それは筋肉の間に蓄積されていたグリコーゲンが落ちている場合が多いです。

落としたくない筋肉量

脂肪以外が減っても体重変動はするのです。そして、ダイエットの時に落としたくないもの、それは「筋肉」なのですが、ダイエットのやり方によっては体脂肪より筋肉が落ちてしまっていることもあります。

筋肉を減らすと不健康なダイエットになってしまいます。代謝も落ちてリバウンドもしやすくなります。ところが、体重を落とすことだけが目標になっていて、自分の何が落ちて体重が減っているのかまで確認していない人が圧倒的に多いです。それではよくないのです。

ダイエット中は体脂肪のチェックをして、きちんと体脂肪だけを落とすダイエットをすること、体脂肪が落ちることで結果として体重が落ちるようにするのが理想なのです。

特に、何度もダイエットとリバウンドを繰り返している若い女性に隠れ肥満が急増中です。自己流のダイエットで筋肉を減らしてしまうことが原因です。筋肉は減らさず、むしろ必要な部分に筋肉をつけながら、余分な体脂肪を落としていく、ボディメイクというのはそういうことなのです。

あなたのスタイルをチェックしてみましょう。身体の各部の理想とされるサイズがどのくらいか、チェックできますよ。

スタイルチェックシート」 プリントアウトして使ってみてください



ということで、次記事は脂肪が落ちるペースというのは実際どのくらいなのか?
という話題です。