両国中・高等学校の文化祭報告・私編 | プロが教える!受験作文&'個性'指導の「あおぞら作文教室」

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書く力は楽しく伸ばせます!ライター歴26年。試行錯誤の結果、気持ちを伝える書き方のトレーニングは学校教育ではやらないと確信。短作文ドリルをはじめとする、しりとり、なぞなぞ、インタビュー方式など独自の作文メソッドで子どもが書けるようになるコツを発掘。

前回の続きです。

で、私の質問の番です。

こんな単純なことを聞いてみました。


私「いつ頃から、両国中学を受験しようと思いましたか?」


A君「5年生のころからです。僕は祖父がこの両国高校の出身で、その関係で知っていたので、受験しようと思いました」

B君「僕も、5年生です。僕の場合は、家がこの学校のすごく近くなので、せっかく近くにいい学校があるのだから受験したいと思いました」


私「塾に、はいっていましたか?」

お二人とも、入っていたそうです。どこに入っていたかまではプライバシーかな、と思って伺いませんでしたが。


合格感想としては、私がお会いしたお二人はやはり、いかにもお勉強系の男子だなっていう感じでした。

我が家のぶんたろうは、体育会系。お友達や野球の仲間は、まっくろくろくろ~の体育会系なので、

あまり普段、お見かけしない男子タイプでした。


そして、最後に、私はA/B君にはこんなこといちゃった。

私「ほんとに、頑張ってね!いろんなこと勉強して、日本の将来を背負っていくようなことを、する人間になってね」。

だって。子どもに頼んでどうする!自分が頑張れ~私にひひ


でも、さすが、両国中学のお二人、丁寧語もとても美しく、普通に「賢い!」ということが話の仕方で、大人にも伝わってきます。いいなあ、あんな息子を持ったお母さん。文化祭には、感じのよい、誇らしげなご父兄の方々もいらっしゃいました。いい雰囲気です。

文化祭といっても、中学部は、作品展示会のような雰囲気のものが中心なので、教室に張ってある絵や展示を見てきました。


正直に、感じたことを書きます。

展示物で一番心を奪われたのは、意外にも、「絵」です。模造紙に書いてあるような研究等も発表されていましたが、目を見張るものかどうか、比較対象がないのでわかりませんでした。

それが、絵となると、ある意味、わかりやすかったのです。

あるクラスのものですが、廊下に面して美術の時間にやったであろう絵が展示されています。動物がテーマのようで、鉛筆でリアルなデッサンをし、それを水性絵の具で色付けしてあるようでした。普通の公立小・中ですと、いかにもいろいろなタイプの(要するに言葉は悪いけど、上手いのから下手なのまで)絵があるじゃないですか。で、その中に、クラスで1、2枚くらいが大人の目からみても、「あ、うまいな」的な器用さを感じるものがあります。

ところが、両国中学のクラスに置いてある絵「あ、うまいな」がほとんど。さすが。

その中に、1,2枚「普通かな…」という感じの絵があります。1,2枚ですよ。しかもへたくそはいない。

やっぱり、優等生しか入れない中学なんだな、と感じました。

そして、何の根拠もなく、中学受験で成功するお子さんって、やっぱりそういうタイプなんじゃないかなって勝手に思う私でした。

そういうタイプってどんなタイプ?


あくまで私のイメージで、何の裏付けもないですよ、すいません。でも、勇気を持って書きます。


「爆発的な突破力や個性を持っているわけではないが、コツコツやるタイプの優等生、しかも器用なお子さん」

粒がそろっている高級さくらんぼの感じがしました。とても。


で、うちの、ドリアンやドラゴンフルーツにはなれても、到底高級サクランボにはなれないタイプのぶんたろうくん

に感想を聞きました。またまた、餌を待つ犬のように私は、彼に尋ねます。


私「ねえ、ねえ、どうだった? 両国中学。やっぱ違う??」


ぶんたろう「うーん。正直に言っていい?」


私「いいよ」(興味津津!)


ぶんたろう「あんまり、頭がいいとかそんな感じはしなかった。でも、みんな話し方がしっかりしてるな、と思った」

叫び強い!!!叫び無知って、強い!!

もしかすると、もしかして彼は大物なのかもしれません…!?

いや、そう思うしか、私に救いはない・・・・

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