こんにちは。心理セラピストの京野佐妃子です。
大阪市内で、辛い完璧主義から起こるイライラや、生き辛さを心理面から手放して
穏やかな自分に変わるビリーフチェンジセラピーをご提供しています。
ちょっと時間は空きましたが、先日受講した、宮岡真由美先生の
アダルトチルドレンが勇気を出して幸せをつかむための最初の一歩
講座より、学びとそこから気付いたことをシェアします。
過去記事はこちら → 掴むにも勇気がいるよね… 自分らしさってなんなんだろ?
自分らしさを取り戻す第一歩は
自分の気持ちや感情を感じること。
そして、気持ちや感情を感じるために意識するのは
いつもよりスローダウンすること。
それは、気持ちや感情より、思考が早いから。
すること(DO)や考えて(THINK)ばかりじゃ見つからないわけですよね。
かつての私、思考ばっかりしてました。
ずーっと、頭の中に言語が渦巻いてるというか、音が鳴ってるというか。
頭の中は常に忙しい。
しーんとした『無』や『静寂』っていうのがない。
無や静寂の時は、寝てるときか、絶望して落ち込んでる時か
病気で寝込んでるときくらいでしょうか。
そして今思えば、思考の内容のほとんどは『正解探し』。
自分にとっての正解を整えてるようで、実は他の誰か目線の正解。
そして、様々なことを想定してのシミュレーション。
あぁなったら…、こうなったら…と、リスクヘッジに余念なし。
成長するごとに違和感は出てきましたが
自分の頭の中で起こってることが自分の気持ちだと思ってました。
だって、自然にこんこんと湧き出てくるしねぇ。
で、シミュレーションに都合の悪い…
今思えば、実はそれが本当の自分の気持ちだったな…というものは
素直じゃない・やる気がない・感謝が足りない・間違ってるのでは
と邪魔者扱いしてました。
今は、セラピーのおかげで感情は感じられるようになり
思考活動も激減しました。
頭の中に音が鳴ってない時間が激増しました。
落ち着いてるって、こういうことなんだぁって感じ。
気持ちも、少しずつおっかなびっくりしながらも優先してたら
いい結果になるな、という実感もですが、私の場合は、悪いことが起こらないんだー!
という驚きの方が大きかった。
そうなると、自然に気持ちを優先できるようになっていくんですよね。
自分らしさを取り戻す第一歩が、気持ちや感情を感じることって
改めて言われると、確かにそうなんですよね。
振り返ると、ぐっと変化するときや、何か気付いてる時は
気持ちや感情を感じてるときでした。
そして、しんどくなる時って、気持ちや感情を無視したり
思考でやり込めてる時なんですよね~…。
気持ちや感情を感じられるようになってたのも
元々みんなができることが、できるようになったのかな?
ってくらいにしか思ってなくて、それが自分を取り戻すってことだとは
自覚がありませんでした。
どこか、メディアが打ち出す、キャッチーな自分らしさってものに
惑わされてる自分もいました。
自分らしさを放棄してきたから、分からないんですよね。
結局、前記事にも書きましが、人の目をサラッと気にしてるんでしょうね。
じゃあ、私もちょっとずつ自分を取り戻してるのかな。とちょっとホッとしました。
気持ちや感情を感じるのが苦手・できないっていうことを
解決することは、セラピーでもちろんできます。
そしてもうひとつ。
地味に足を引っ張るのは、こっちじゃないかなぁと思います。
これももちろん、セラピーで解決できます。
アダルトチルドレンと呼ばれるタイプの人にとって
スローダウンって、かなり苦手じゃないですか?
もしかしたら、自分が常にアップテンポなことすら気付いてないかもしれません。
続きます。
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