今週の浜〇かふぇは「中央台高久第1応急仮設住宅 第1集会所」にて午後3時より開催されました。
猛威を振るった台風18号も通過し、穏やかな秋晴れの開催となりました。
集会所内には25名ほどの方がご来場され、午後のひとときをゆったりとお喋りしてお過ごしになっておりました。
こちらの仮設住宅では、いわき市の災害公営住宅へ入居が決まった世帯のお引越しが続々と始まり、この日も5・6件のお引越しが行われているとのことでした。
平成23年9月28日に始まった浜〇かふぇで最初にご訪問させていただいた仮設住宅がこちらになります。
その当時は避難元の幼稚園・保育園もまだ再開しておらず、またお仕事を失くされた方、お仕事が再開していない方も多く、こちらでの浜〇かふぇには100名超のご来場があったことを思い出します。
190戸あるこちらの住宅も満室状態で、空くのを待っている世帯も多くいらっしゃっる状況でした。
震災・原発事故から3年7カ月が経過する今月末には約90世帯まで入居世帯数が減少するだろうとのお話でした。
今月お引越しされる予定の方からは、「初めはとくに周りにとても気を遣って生活しなければいけないことが大変だったなぁ」とか、「入居当時、小さかった子供たちも今ではすっかり大きくなって、それだけの時間が過ぎたんだねぇ」とか、入居当時やこの3年数か月を振り返った声や「浜〇かふぇさんには、ずっと続けてカフェを開いてくれてありがとう」といった声も聞かれました。
常日頃よりいつも集会所に集まってお喋りをされているご年配の女性グループの中にも今月お引越しされる方がいらっしゃって、寂しくもあり嬉しくもあり、そしてまたの再会を願いながら別れを惜しむ雰囲気がそこにはありました。
浜〇スタッフとも「今日のカフェが最後になるから」といってお礼を述べてお帰りになる姿もあり、次の生活へと進んで行くことを嬉しく思いながらも、秋の涼しさも加わり少し寂しい気持ちになった浜〇かふぇだったように思います。
今後も経過をお知らせさせていただきたいと思います。