Excelで、英→日→英→日に並べ替える | 特許翻訳 A to Z

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英語&日本語 INIDコード」との関連です。

英語は英語、日本語は日本語でひとまとまりの対訳データから、英日交互に並べ替える方法を説明します。

複数の出典表示と同じことをするには…」で示した、A列=英語、B列=日本語「ではなく」、INIDコードであげたような状態を作ります。

1.英語は英語、日本語は日本語のまま、Excelの同じ列に貼り付けます。
わかりやすくするために、ここでは色を付けておきます。



2.貼り付けたデータを、昇順で並べ替えます。これだけです。

 


 


ポイントは、文字列の頭についている、(10)、(11)などの番号です。
昇順での並べ替えによって、これが小さい順に並びます。

カッコのあとの文字は、文字コードの小さい順に並ぶため、結果として、英語が上、日本語が下なります。

A列=英語、B列=日本語で管理されている用語辞書など、番号のついていない対訳データの場合は、「一時的に番号を付ける」ことで、同じように交互に並べることができます。

この番号付与も、マクロプログラムを書くといった面倒なことをせずに、Excelの基本機能だけで簡単に実現可能です

続きは次回に。

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