昨年末、インターポール(国際刑事警察機構)新総裁に中国公安次官が就任しました。これは、大変なことになるのではないでしょうか。

 
 
インターポールにもっと中国共産党員を送りこむ予定だそうです。
 
 
国際人権団体の「アムネスティ・インターナショナル」が総裁の孟氏は「人権侵害で悪名高い」と懸念を表明。チベットやウイグルで人権弾圧をしている国家の公安次官がインターポールのトップって…。機密情報を得て、さらに中国共産党にとって都合の悪い人物を弾圧したり、言論弾圧したりできるようになるのは目に見えてますよね。インターポールから、危険人物のリストを中国共産党に流すこともできますし…。
 
 
以前、中国政府は、インターポールに中国の複数の政治家をチベットでの「虐殺」の罪で国際手配された苦い経験から、インタポールを乗っ取ることを決めたと思われます。
 

2013年にスペインの裁判所は、スペイン国籍を持つ亡命チベット人らの告発を受けて、中国の江沢民元国家主席をはじめ、李鵬元首相、喬石・元全国人民代表大会常務委員長(国会議長)らの元指導者5人を、チベット自治区での「民族虐殺」容疑で逮捕状を発布しました。14年の2月にはインターポールに国際手配を要請しました。

 

これは、中国と一緒になって「沖縄独立」などと呑気に言っている場合ではないですよ。本当に。

 

■産経新聞 “因縁”のICPO(インターポール)に中国人初の総裁…習近平政権との連動懸念「赤手配書」は“乱発”されるのか