日本が絶対に導入してはいけない危険な税金は、「砂糖税」です。昨年、国連の世界保健機構が肥満や糖尿病などが増えていることを理由に「砂糖を多く含む清涼飲料水に課税」をし、消費を抑えるべきだと各国に提言しました。
 
これは、どういう意味なのでしょうか。
 
これは、砂糖の値段を高くして、砂糖ではない人工の甘味料を世界中でもっともっともっと使ってもらうという明確な目的を持っています。砂糖が高すぎるなら、多くの製造業者は、砂糖の代わりに安価な合成甘味料を導入せざるをえなくなります。
 
そうなると、どういうことになるか。わかりますよね。
 
 
そうです。殺虫剤として使えるアレの出番ですよ。アメリカ国防省の生物化学兵器開発の過程で発見された「アリが死ぬ」アスパルテームのような合成甘味料のシェアが圧倒的に増えるわけです。消費者も圧倒的に高い砂糖入りの物よりも、合成甘味料入りのものを買うようになります。
 
何かを「もっと消費者に買わせよう、圧倒的にグローバルなシェアを伸ばしてやろう」と思ったら、ライバル(競合製品)を徹底的に叩くか、値段をつり上げるかすれば、自ずと儲けがこちら(競合製品以外のもの)に流れる、という手法です。
 
当然、時間はかかるかもしれませんが、だんだんと健康被害が出てきますから、病院に行く人も増える。マイケル・J・フォックスのケースのように。でも、病院や製薬会社が儲かるから、それでも結構、という構図です。
 
もう、最近の国連(=戦勝国連合)て悪いことしかしませんね。
 
■毎日新聞 WHO「砂糖を多く含む」清涼飲料水に課税を
 
■産経新聞 消費税の次は砂糖税か!? 欧米諸国が続々導入 日本政府でもいよいよ議論の俎上に上がったが