国際政治アナリストの伊藤貫氏のような、世界を知っている日本人がいらっしゃるというのは、とても心強いです。「日本人にだけは核を持たせたくない」というアメリカの視点を知るのにとても参考になるビデオがこちら。
 

 
日本人は核アレルギーになっていて、核を持つかどうかの議論をするのもタブーに成っていて、とりあえずアメリカに依存していればいいや、というのは大変危険です。アメリカのトップは、真珠湾攻撃の4か月前に、「戦争が終わったら、日本は永遠に武装解除しよう」と決めていた事実。アメリカの「日本を二度と自主防衛できない国にする」という明らかな方向性は変わっていません。
 
 
アメリカの有名な国際政治学者で著書「文明の衝突」を執筆したサミュエル・ハンティントンは、アメリカが戦争して勝った相手に対してとる政策として、相手国を根絶やしにするか、都合のいいようにマネージしながら生かしておくかという2つ方法があって、日本に対しては「根絶」(殲滅)を選んだと述べています。その具体的な内容が、憲法9条であり、罪悪感植え付けの洗脳プログラムであるWGIP(ウォー・ギルド・インフォーメーション・プログラム)でした。
 
殲滅ですよ、殲滅。「すぐに」ではないけれど、長い時間かけてじっくり煮てから。
 
日本人は、温和で平和的であるが、「やられたら黙っちゃいない民族」だということを、過去に日本を訪れた外国人が繰り返し言って西洋人の間で警告しあってきたせいかもしれません。
 

心得るべきことは、どんなに貧しく身分が低いものであろうと、日本人は、不当な仕打ちにはまず従わないということだ。日本人が一見おとなしそうなのは、主に道徳の観念に照らして、そうしているのだ。遊び半分で日本人を襲ったりする外国人は、自分が深刻な誤りを犯したと思い知るだろう。日本人は、いい加減に扱われるべき国民ではない。あえてそんな愚挙に出て、命を落してしまった外国人が何人もいるのだ。

 

ラフカディオ・ハーン「日本の面影」