ストライプのネクタイをつける時の注意 | 日本一多くの男性をコーディネートしてきたスタイリスト西岡長政が教えるできる男に見られるコーディネート術

日本一多くの男性をコーディネートしてきたスタイリスト西岡長政が教えるできる男に見られるコーディネート術

株式会社ファッションスタイリストジャパンのスタイリストブログ。
白金台にあるサロンにて、男性向けのコーディネートを行う他、各種セミナー、スタイリストの育成を行っている。

こんにちは。

今日はネクタイの柄選びについてお話をひとつ。



日本のビジネスマンはストライプのネクタイがとても好きです。

僕自身も気に入ったストライプを何本か色や柄を変えて、持っています。



普段から愛用されているネクタイで多いものを教えてくださいと聞いて、

ネクタイの柄をストライプ・チェック・ドットの3種類提示した場合、

9割方のクライアントさんがストライプを選ばれます。



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国内におけるビジネスシーンでは問題ないのですが、

実は海外(特にイギリスをはじめヨーロッパ諸国、その影響の大きい国)

を訪れる場合はストライプは避けるのがよい
ということはご存知でしょうか。


理由はネクタイに入った、斜めのストライプ

=レジメンタル・ストライプの由来にあります。



そのルーツは、16世紀の英国連隊の旗の柄にさかのぼります。

各々の連隊(レジメント)ごとに制定したストライプ柄が

「レジメンタル・タイ」であり、その連隊に所属することの証だったのです。

それ以来、レジメンタルストライプで、

自分が所属するクラブや、チーム、学校など、団体を表すという文化があるのですね。

ストライプの色や線の組み合わせによって、

学校やクラブ・軍など、様々なグループのネクタイが存在します。

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そうしたグループに間違われないようにストライプを選び、

使いこなすことはとても難しいことです。


もし、ビジネスで海外(特にヨーロッパ周辺諸国)を訪れる場合は

ソリッドタイ(無地)や細かいピンドットなどを選びましょう。



世界主要国の首脳が一同に集まるサミットでも、

各国リーダーは無地か小紋柄を選ばれているケースが多いですね。

(ニュースでネクタイに注目してみましょう)

海外で失礼な印象を与えたり、恥をかかないためにも、渡航前のネクタイ選びは慎重に。


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