おしっこが出ない
2006 02/13 00:19
水太りの解消
についてもう少し詳しく日を追ってみる。
「おしっこの出が悪い」ということだった。
尿検査ではもう何年も蛋白がおり続けている。
腎臓にはのう胞があるもののそれは原因ではないと言われている。
原因は不明である。
電話で話を聞いてみると、
日に何杯も相当コーヒーやお茶を飲んでいるのに
、トイレに行く回数がほんの数回でそれほどでないということだ。
尿の色は濃く、量は少なく、飲んだ量に比べてあまりにも少ないという。
この方はコーヒーを飲んでも尿が作られていない。
血液が腎臓に流れ込む前に、水分が血液中からどこか体の淀んだところにしみこんでしまっているという感じだ。
水の流れが滞ると体はどこか別の道を探していらない水分を捨てようとし始める。
お通じがゆるいという結果が出ているかもしれない。
では、お通じはと聞くと、しかしここにも水分を捨てている様子はない。
むしろ便秘気味で、食事の量によっては何日も便がなく、ビールを飲んだときもことさら通じがあったりしないそうだ。
捨て所をなくしてこういう場合下痢していたり、本来便秘なのが順調に見えたりするものだが、ここへも捨てられていないなら、「熱」がこもっていることも考えた方が良さそうだ。
体温は正常でも、体のどこかで熱を持つような事態が起こっていると、水分は熱を冷ますために使われそして蒸発するかのように排出の道をを見せなくなってしまう。
お腹の中に普通でない熱がこもると便秘になる。
赤ちゃんの原因不明の熱が浣腸で取れてしまうというような現象だ。
この方は熱を持っているらしく頑固な便秘を持っていた。
熱の本体を探るために、年齢的にも何か不調が無いかときいてみると、
更年期障害のような症状がそういえばあるとのこと。
のぼせである。
のぼせだけでほとんど冷えは感じていない。
便秘がかなり頑固らしい。
尿量が少なく色が濃くここにも炎症の存在を感じる。
よく飲む割にというより、自己申告を聞いた限りではそうとうの飲水量である。
お会いして顔色を拝見し脈の様子などをよく聞くと、沈んだ脈で便秘と一致している。
脈はお血の存在も示している。
色白で水気の多い顔色で、頬は赤みがある。
見た目は中肉中背なのに、156cmで68kgの体重で驚いた。
この点ダイエットもしたいと言うことである。
見た目以上の体重に関しては、体内に貯留した比重の大きい水分が影響しているだろう。
だから、うまく薬が合って余分な水分が出て行けば、健康体重までは比較的簡単に落ちるだろう。
1月26日
つづきはおしっこが出ない(その2)