二度目の初出勤 | まあるい世界の創り方

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名古屋でワイヤーアートジュエリーの制作とレッスンをしています。美しい天然石や、創作を通して日々感じる事、私が志す『光のお志事』について綴ります。


やはり、あの経験は必要だったのか@S谷です。



忘れもしない、前回の時短勤務が決まった時の、

初日の出勤日のことだ。S谷は、地下鉄の中で、耐えていた。


それは、どうしようもなく込み上げてくる不安感からか、

一駅毎に、降りたくなって仕方ナイのだ。

(この時、なぜ地下鉄は各駅停車なのだ?と呪った。)


でも今日は、どうだっただろう。

S谷は以前のように、少し早めに家を出て、

まぁ、混雑はしていたけれど、朝の地下鉄に乗っていた。
やさぐれS谷の球撞き日記-pi_a
すぐそばに、吊かわを持って立つお兄さんの肩に、

「愛」など、見つけながら…。

(S谷は、なぜだか、穏やかな気持ちでいられた。不思議だ)


オフィスへ着いても、やはり初日と言う事で、

末端的な作業が業務のほとんどなのであります。

やはり時短勤務中は、大きな仕事は抱えられない、と

自分でもなんとなく思う。
やさぐれS谷の球撞き日記-pi_b
お昼休みには、オフィス内にあるコミュニティースペースで、

同僚たちと一緒に、ランチをとった。


長期休職を余儀なくされる前、S谷はほとんどと言って良いほど、

オフィス内の自分のデスクの上で、一人でお弁当を食べていた。

その方が気楽だったし、自分の自由な時間なのだ、

と思えていたのダ。


でも復職してからは、なんとなく、それも良いけれど、

他の過ごし方もあって良いのかな…なんて感じている。

同僚とのお喋りは、あたたかい時間なのダ。


7か月の間に、いろいろな経緯を経て、今はまた、

同僚の存在が、違ったものに見えてきているのだと、S谷は思う。


やさぐれS谷の球撞き日記-pi_c
二時前には、オフィスを上がった。

これもまた不思議なコトに、変な罪悪感はまるでなかった。


ステップを一つづつ、ゆっくりと登って、いつかの時に、

皆さんへ恩返ししよう、なんて、少し楽観的に考えられるように

なったのかも知れない。今はまだ、焦る事はないのダ。



さてさて。今日は、早々に帰宅したけれど、

夕方からまた家を出て、アウェイ(球屋)へ向かう。

TLBC(東海レディースビリヤードクラブ)の例会なのだ。


先月は球撞きどころではなく、

イチも二もなくお休みしてしまったから、今月こそは、

何としても参加したい。頑張って来ようと思う。