やはり、あの経験は必要だったのか@S谷です。
忘れもしない、前回の時短勤務が決まった時の、
初日の出勤日のことだ。S谷は、地下鉄の中で、耐えていた。
それは、どうしようもなく込み上げてくる不安感からか、
一駅毎に、降りたくなって仕方ナイのだ。
(この時、なぜ地下鉄は各駅停車なのだ?と呪った。)
でも今日は、どうだっただろう。
S谷は以前のように、少し早めに家を出て、
まぁ、混雑はしていたけれど、朝の地下鉄に乗っていた。
すぐそばに、吊かわを持って立つお兄さんの肩に、
「愛」など、見つけながら…。
(S谷は、なぜだか、穏やかな気持ちでいられた。不思議だ)
オフィスへ着いても、やはり初日と言う事で、
末端的な作業が業務のほとんどなのであります。
やはり時短勤務中は、大きな仕事は抱えられない、と
自分でもなんとなく思う。
お昼休みには、オフィス内にあるコミュニティースペースで、
同僚たちと一緒に、ランチをとった。
長期休職を余儀なくされる前、S谷はほとんどと言って良いほど、
オフィス内の自分のデスクの上で、一人でお弁当を食べていた。
その方が気楽だったし、自分の自由な時間なのだ、
と思えていたのダ。
でも復職してからは、なんとなく、それも良いけれど、
他の過ごし方もあって良いのかな…なんて感じている。
同僚とのお喋りは、あたたかい時間なのダ。
7か月の間に、いろいろな経緯を経て、今はまた、
同僚の存在が、違ったものに見えてきているのだと、S谷は思う。
これもまた不思議なコトに、変な罪悪感はまるでなかった。
ステップを一つづつ、ゆっくりと登って、いつかの時に、
皆さんへ恩返ししよう、なんて、少し楽観的に考えられるように
なったのかも知れない。今はまだ、焦る事はないのダ。
さてさて。今日は、早々に帰宅したけれど、
夕方からまた家を出て、アウェイ(球屋)へ向かう。
TLBC(東海レディースビリヤードクラブ)の例会なのだ。
先月は球撞きどころではなく、
イチも二もなくお休みしてしまったから、今月こそは、
何としても参加したい。頑張って来ようと思う。