いつもより1.4倍盛りでしゃべった気がする昨日のタロット練習会。
ちょっと趣向を変えて、事前予測する練習を取り入れました。
例題はベッキー、からの参加者さんのサンプルリーディングです。
「おもしろい」という声が講座中に聞こえてきましたが、絶対わたしが一番楽しんでる。
事前に予測するための例題はみんなが知っていることがよいので、芸能ニュースからチョイスしました。
「ベッキーの今後を読む」がテーマで、出てきそうな人物や事象をピックアップし、それを表すカードがどれかを予測します。
ここではリーディングに出てくるかこないかは関係なく、考えうるものをできるだけ挙げておきます。
<昨日はカモワン式スプレッドの方がいたのでそちらで>
リーディングをしているとその方の心情だけで読んでしまいがちです。今回だとすべてのカードをベッキーの内的状態だとする読み方です。
カウンセリング・セラピースタイルのものであればよいのですが、リーディングをもっと現実的な現象とからめて具体的に読むには、他者視点も取りいれて視野を広く持つとよいです。
上段左、1の仕事師(逆位置)は年下の恋人ということで、ゲス川谷さん。(事前予測どおり)
12の吊るし(正位置)は休養して、活動を休んでいるベッキー。(カードを展開した参加者の方の事前予測通り)
とすると、仕事師の視線はベッキーの方を向いているので心配している様子が見てとれますが、ベッキーは正面を向いていて、今という時を、自分を見つめる時間にあてているように見えます。
川谷さんの気持ちはご本人が何もおっしゃらないのでわからないのですが、ベッキーの復帰を願い(事前予測で7戦車”TVに出ている人”)、一緒になりたい(事前予測で21世界)と思っているけれど、その視線の先にある13の逆位置が、妻との離婚が簡単にはいかないことを告げています。愚者は離婚の先に自由があると思っていることを伝えています。(同時に彼自身が自分の考え方を改めなければならないことがあることも示している)
13の対策カードである太陽は、二人でいたいと想う気持ちを持ち続けることをすすめています。
すると、未来をあらわす場所に運命の輪の正位置がでているので、時間はかかるかもしれないけれどチャンスはやってくる、と読めます。
注)リーディング練習なので、不倫の是非については考慮していません
チャンスが恋愛のことなのか、仕事の復帰なのかは、ここではそれほどはっきりとはしていません。
どちらになるのか、それとも両方なのかは、現状の吊るしの内省状態によって変化するのではないかなと思います。

★マルセイユタロットの象徴を読み解く
★想像と言葉 リーディングのボキャブラリーを増やす
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★ひとつの物語を読む マルセイユタロット練習会
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