・なぜマルセイユタロットなのか 2
なぜマルセイユタロットなのか の続きです。
古代文明において信じられていた
母胎(マトリックス / Matrix)。
母胎とは、
あらゆるものが形成される枠組み。
その枠組みを理解するために
いくつかのシステムが存在します。
西洋におけるマトリックスは
生命の木やDNA、ルーンであるし
東洋におけるマトリックスは
曼荼羅や易になるそうです。
そしてタロットにおけるそれは
絵の中に折りたたまれた幾何学立体。
(ウドワン説)
母胎というのは
言葉を超えたナニカで1つしかないのですが、
人間が言語化するときに枝分かれします。
カバリストにおいては生命の木、
タロローグにおいてはある幾何学立体、
というように。
世界中に言語がたくさんあるのと同じです。
1なるものは言語の影響を受けて多少変形します。
本質的には同じものです。
では、タロットと母胎と私たちの現実は
どのような関係があるのでしょうか。
続きます。