考えが、甘かった! | 陶磁器工房 静/小さな陶芸家のくらし

陶磁器工房 静/小さな陶芸家のくらし

自宅で陶芸製作作をしています。
日々の製作活動の日記です。

陶磁器工房 静
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独立したての頃、


各地にある手作りイベントを


回って行けば、なんとか


食べていけるんじゃないかと


思っていました。


今考えると、甘すぎる・・・・


もはや、手づくりイベントは


出展者が増え、買いたい人より


売りたい人の方が、増えつつあります。


そして、年齢が上がるにつれ


安くて大量に作れる商品を、生産するのは


限界があるな…っと。


生活がかかっている仕事を


抽選のある、運任せのイベントだけで


やっていこうだなんて


自分自身の無責任さに、愕然とします。


こういう仕事に決めた以上、


最終的には自ら、仕事を選べるようにならないと


苦労するのは、自分だと痛いほどわかります。


私は去年一年間、色んな仕事に翻弄され


自分自身のわからないところで


選ばれたり、選ばれなかったりしました。


その結果、自分の実力や才能に疑問を抱き


すっかり、自信を無くしてしまいました。


でも、何としてでも


稼がなくてはならなっかため


選ばれなかったことに、固執し続ける時間はありませんでした。


そして、今まで自分を選んでくれた


会社や、百貨店に営業をかけ


「この時期に、作家展をやらせてください。」


と頼みました。すると相手の答えは


「是非、お願いします。」


でした。私は、その答えを聞いて


必ず結果を出して、この会社や百貨店に貢献したい


と、心から思いました。


例えば、一家を支える父親が


「イベントの抽選に外れたから、今月は仕事が出来ない」


なんてことは、言えないはず。


どんなことしても稼いで来る!!!


っていう気持ちじゃないと、陶芸なんて仕事で


食べていけるとは、到底思えません。


と、昔の甘かった自分に、言ってやりたいですDASH!