こんにちは
昨日は二十四節気の「春分」
昼の時間と夜の時間の長さがほぼ同じとなり
太陽が真東から昇って、真西に沈むというのが特徴。
二十四節気の中では「秋分」と並んで有名でもありますね。
極楽浄土が西にあると信じられていた日本では
太陽が真西に沈むこの日が
最も極楽浄土に近づける日だと考え
仏事を行なうようになったのだそうです。
「春分」をはさんだ7日間が「春彼岸」
「秋分」をはさんだ7日間が「秋彼岸」
「春分」「秋分」は「彼岸の中日」というわけです。
昨日はお墓参りに行かれたかたも多かったのでは?
仏教では煩悩に満ちた世界を「此岸」しがん
悟りの境地を「彼岸」ひがんということから
やがてこの世を「此岸」、極楽浄土を「彼岸」と
考えるように変化していったのだそうです。
そして、昔の農家は「春分」を目安に種を蒔いたのだそう。
震災後、煩悩に満ちた「此岸」にいる私達が
みんなの復興・明日のために、一つになろうとしています。
春に種蒔きするように、私達の中には復興という希望の「種」が
すでに蒔かれています。
この「種」を育て、すてきな芽が出るように
日々を頑張っていきましょう。
こんなときこそ早く、綺麗な桜が見たいですね