放任主義風。 | 特養でケアマネしていた頃のブログ

特養でケアマネしていた頃のブログ

2011年3月から2014年3月までの3年間書いていたブログです。当時は特養のケアマネでしたので、その立場からの雑感が主になっています。2014年12月に起業し現在は自分で介護サービスを経営しています。
現在のブログはコチラ↓
https://note.mu/ryoyaohira


「人を伸ばす力~内発と自律のすすめ~」という本を読んで、その後、「影響力の武器」という本を読んでいます。後者は約450ページの本でまだ4分の1程度ですが。

施設でケアマネジャーやっていることから、「人を動かす」ということを考えていて、経営者となった今はさらに考えるようになりましたが、この2つの本はバイブルになりそうです。

プロの介護士を育てるというミッションを掲げているんですが、今んとこそこはあまり手をつけれてません。
が、とりあえず今やれていることもあります。

今は、未経験のスタッフもほぼ放任に近い状態で、教えを乞われた時と、最低限(ほんとに最低限)知っとかなければならないことのみ指導をしています。

様々な介護知識・技術はありますが、それを使う場面がなければ血肉とならない。
という考えのもとです。

おむつ交換が必要な利用者さんがいないのに、おむつの正しい替え方を一生懸命教えても・・・ということです。

今は、とにかく①ご本人の思いに添うことと、②会社の理念と、③利益を出すこと、この3点だけ。

スタッフは、僕が指示しなくても営業に行き、体験利用者を連れてきます。スタッフが連れてきた体験利用者は延べ20名近いです。

終礼時に理念を読み上げ、「今日はどうだったか」という確認をします。成長できたか?今日のケアはどうだったか?よりよい方法はないかなど。
おかげで残業手当が結構つきそうです。

ご本人が嫌がることは、できるだけしていません。
ここは、行動変容への影響力(最もメジャーなのは声掛けの工夫)という意味で上の2つの本や、僕の経験・知識が役に立ちます。まだまだこれからですが・・・。

そして、他者や自分が抱える問題に自ら気づき、自ら改善したいと思い、自ら改善方法を選び、自ら行動するということが大切だと思っています。

なので、「今のはちょっと・・・」と思うことでも、よっぽどのことでない限り口出ししません。

とはいっても、まるっきりティーチがないというわけでもないですが。

介護業界初参入というスタッフがいますが、昨日から介護職員初任者研修に通い始めました。
もちろん、自らです。

公休の調整がアレですが、頑張ってほしい。

スタッフ4名がリンパマッサージの民間資格をとります。
金さえ払えば簡単に取れるものではありますが、認定証とか貰えて資格名を名乗れます。

育成についての僕のスキルはまだまだ全然足りないんですが、内発的動機づけというものを大事にしながらやっていきます。

僕の言葉ひとつがインセンティブである、と頭では分かっていますがけっこう失敗もします。

それでも、1年後はどうなっているか楽しみです。

支離滅裂気味の文章になりましたが、頭の中がこういう感じです・・・(汗)

終わり。