「人を伸ばす力~内発と自律のすすめ~」という本を読んで、その後、「影響力の武器」という本を読んでいます。後者は約450ページの本でまだ4分の1程度ですが。
施設でケアマネジャーやっていることから、「人を動かす」ということを考えていて、経営者となった今はさらに考えるようになりましたが、この2つの本はバイブルになりそうです。
プロの介護士を育てるというミッションを掲げているんですが、今んとこそこはあまり手をつけれてません。
が、とりあえず今やれていることもあります。
今は、未経験のスタッフもほぼ放任に近い状態で、教えを乞われた時と、最低限(ほんとに最低限)知っとかなければならないことのみ指導をしています。
様々な介護知識・技術はありますが、それを使う場面がなければ血肉とならない。
という考えのもとです。
おむつ交換が必要な利用者さんがいないのに、おむつの正しい替え方を一生懸命教えても・・・ということです。
今は、とにかく①ご本人の思いに添うことと、②会社の理念と、③利益を出すこと、この3点だけ。
スタッフは、僕が指示しなくても営業に行き、体験利用者を連れてきます。スタッフが連れてきた体験利用者は延べ20名近いです。
終礼時に理念を読み上げ、「今日はどうだったか」という確認をします。成長できたか?今日のケアはどうだったか?よりよい方法はないかなど。
おかげで残業手当が結構つきそうです。
ご本人が嫌がることは、できるだけしていません。
ここは、行動変容への影響力(最もメジャーなのは声掛けの工夫)という意味で上の2つの本や、僕の経験・知識が役に立ちます。まだまだこれからですが・・・。
そして、他者や自分が抱える問題に自ら気づき、自ら改善したいと思い、自ら改善方法を選び、自ら行動するということが大切だと思っています。
なので、「今のはちょっと・・・」と思うことでも、よっぽどのことでない限り口出ししません。
とはいっても、まるっきりティーチがないというわけでもないですが。
介護業界初参入というスタッフがいますが、昨日から介護職員初任者研修に通い始めました。
もちろん、自らです。
公休の調整がアレですが、頑張ってほしい。
スタッフ4名がリンパマッサージの民間資格をとります。
金さえ払えば簡単に取れるものではありますが、認定証とか貰えて資格名を名乗れます。
育成についての僕のスキルはまだまだ全然足りないんですが、内発的動機づけというものを大事にしながらやっていきます。
僕の言葉ひとつがインセンティブである、と頭では分かっていますがけっこう失敗もします。
それでも、1年後はどうなっているか楽しみです。
支離滅裂気味の文章になりましたが、頭の中がこういう感じです・・・(汗)
終わり。