週刊金曜日 11月27日(水)20時41分配信
「腹が裂け、腸が垂れ、眼球が飛び出し顔に垂れている」。講談中の神田さん。(撮影/編集部)
東京の練馬区教育委員会に「『はだしのゲン』の教育現場からの撤去を求める陳情」が提出されたことに抗議し、市民団体が一一月五日、自由閲覧の継続を求める八五五〇筆の署名を同会に提出した。
反戦漫画として知られる『はだしのゲン』をめぐってはこの八月、松江市教委が市内の小中学校に閲覧制限を求めたが、多くの抗議を受けて撤回。だがその後、一〇月一日に発売された雑誌『正論』が「『はだしのゲン』許すまじ!」と題した特集を組み、「反日的なイデオロギー」などと攻撃した。
神奈川県議会では一〇月三日、自民党議員が「発達段階に応じた教育的配慮」などと実質的に閲覧制限を求める質問をし、県側が「検討する」と回答している。練馬区の「撤去を求める陳情」はこうした右派の動きの一環と見られるが、これに対し「『はだしのゲン』の自由閲覧を求める練馬区民の会」が反対の署名運動を始めた。
署名では「有害図書」としてこの作品を撤去するのは、「表現の自由」などの侵害で、「『非核都市宣言』を有する練馬区にあってはならないこと」と強調。作品が「未来に生きる子どもたちが、再び戦争に突入することのない、平和な社会を築くことを、マンガを通して訴えたもの」とし、自由な閲覧を守るよう訴えている。
練馬区教育委員会では一一日現在、「教育現場からの撤去を求める陳情」は継続審議になっているが、「練馬区民の会」側は引き続き署名を呼びかけている。
この中、一九八六年から二七年にわたって『はだしのゲン』の講談を行なってきた講談師の神田香織さんが八日、憲法行脚の会主催の講演会「はだしのゲンをなぜ消そうとしたのか」に出席し、同作の講談を披露した。その後の佐高信・本誌編集委員との対談では、「『はだしのゲン』を隠して、どんな子どもを育てたいのか、どんな社会にしたいのか」と訴えた。
(編集部、11月15日号)
まだ極左、日教組がこぞってプロ市民の正体を隠し、「はだしのゲン」自由閲覧運動を繰り広げています。なんともいえないこのしつこさ
この問題の第一人問題提起者である中島氏の無念を晴らすためにも、まだまだ日本人がやらなければならないことはたくさんありますし、はだしのゲン問題を風化させてはなりません。
中島氏は思想に関係なく、はだしのゲンという有害な漫画内容について憤り、陳情を続けてきました。まず、日教組や共産党協賛のもと作られた、はだしのゲンのような偏向した思想押し付け漫画を教育現場で使用するのは言語道断であると思います。
皆様も是非、練馬区教育委員会に教育現場への小林よしのり氏の漫画「戦争論」の代替案や、抗議の電話、メール、FAXを
教育振興部 教育総務課 庶務係
電話:03-5984-5609(直通) ファクス:03-3993-1196
教育総務課への問い合わせメール
https://www.city.nerima.tokyo.jp/cgi-bin/formmail/formmail.cgi?d=090010010000
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