夏休みの宿題 | ランニング・デビルマン

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
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『読書感想文 倍返しだ!って流行ったのは何年前でしたっけ?』


池井戸作品の新刊『陸王』を読みました。この本は自分が愛用しているランニング足袋『無敵』のきねや足袋がモデルになっているということで書店で見かけた瞬間から気になっていました。夏の旅行で移動する機内で読むために購入しました。

当初は裸足ランニングに関して深く掘り下げた内容なのでは無いかと思いながら読み進んでいくと、私をベアフット系へと導いてくれた
BORN TO RUN
という本についても触れており、このままワラーチとか裸足でフルマラソンを走るデビルマンとかの話題になるかと思いきや、そこはやはり池井戸作品だけあり、会社経営に関する話へと展開します。

もともと素足感覚から始まったはずのシューズ開発が、気がつけばソールの素材開発やアッパーの素材調達の話になり、一流の長距離選手が履くシューズ開発の話になっていきます。

そこについてはやはり布でできた足袋なのに強度は普通のシューズよりも高いものを開発したとか、ワラーチに引けを取らない素足感覚の履物を開発したとか、そういうマニア向けのお話にして欲しかったなと感じました。

実際のところ、今私が履いている4mm厚のサンダルなどは加水分解が起きないせいか、シューズよりも遥かに寿命が長いということはあまり知られていない事実です。

それと、実在するランニング足袋『無敵』については、この本に登場するような伸縮性のある速干素材をアッパー素材に採用していただければ本当の意味で無敵になると思いますので杵屋さんには何卒検討頂きたいところです。


色々と書きましたが、単純に面白い話であり、仕事と言うものはどういうものか?会社を経営していくことについての考察など悩んでいる方には是非オススメしたいと思います。

と言うことで、この美しいものをに守るために、ネットで読書感想文の書き方を検索したのを参考に書いてみたのでありました。


嗚呼、夏休み終わっちゃったなあ…。