・ルナ :高校2年のわし。名字は香田。モモンガ塾生。
・ヒロ :18歳。高校中退。家業手伝い。ルナの元カレ。
・ユウカ:違う高校の2年生。ギャル。モモンガ塾生。
【時期】
高校2年 01月
夜9時。外はすっかり暗くなっていた。
1人になって、今日ユウカから聞いたことを思い出してみる。
『いろんなヒトをボコりまくって、最後は先生やっちゃったんだよね。』
『あの指輪はユキさんとおそろいなの♪』
『しかもなんか処女喰いたがりでさぁ。』
『そうそう、千人切り!』
確かに聞いたその時はショックだった。目の前が真っ暗になって。
アタシのことは遊びだったんだ・・・って。
でもこうやって冷静になって思い出してみると、
悲しいっていうか、怒りのキモチでいっぱいだった。
てめぇヒトのコトなめてんじゃねーぞ!!!
ヤリ過ぎて死ねボケッ!!!!
てーか、そんなヤリチンなだけに性病移ってたら!?
そういえばFF6(スーファミのカセット)貸したけどどうすんべ?
※『02-0C. そのオンナ、誰? 』 参照
そんなコトだけしか思いつかなかった。おまけに、
なんでアタシじゃだめだったんだろう?
なんか、ヒロに悪いことしちゃったかな?
なーんて、まったく思わなかった。
"カレシ" が欲しかっただけ。
"セックス" をしてみたかっただけ。
それだけだったんだ。
自分が好きなヒトが自分を好きって関係、羨ましい。
アタシも早くそういうオトコと出会いたいよ。
ユウカとカレシとかさ・・・いいよなぁ。
てゆーかさ、どうやって出会えばいいんだよ。
もうさすがにユウカ関係はヤダしな。
そんな時。
?? 「ねーねー家にかえるところ?」
ルナ 「えっ、あー・・・そうですけど・・・?」
?? 「俺ヒサキ。これからどっか行かない?」
ルナ 「いやヒサキ言われても。ちょー怪しいんだけど。」
ヒサキ 「ちゃんと大学生だよ。ほらこれが証拠。」
そういって、"ヒサキ" がアタシの前に学生証を差し出す。
『ザリガニ大学 医学部 医学科 佐田ヒサキ』
・・・確かに本当の学生証っぽい。
先生ボコって退学したあのバカとは違うな。
ルナ 「本当だ。大学生なんだねぇ。」
ヒサキ 「信用してくれた?じゃあ行こうよ。」
ルナ 「うんいいよ。どこ行くの?」
こういう出会いもありだよね?
このヒトこそが、アタシのコトを好きになってくれて、
なおかつアタシもこのヒトのコトが好きになるのかもしれない。
うはー。久方ぶりだとなんか書きづらー。
名前とか仮名だから、どんな名前つけてたっけ・・・とか、
どういう文体で書いてたんだっけ・・・とか、
でもなんか楽しいぜ。
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