オーダーメイド”的”に活路 | 清水流美の情報BLOG

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前田めぐるさ ん に教えていただいた発想法で日経新聞を「キリオリ」しています。
楽しくて、難しい顔になりがちな日経タイムがとても楽しい時間になりました。

さて、6月9日に「歯ブラシ多彩 需要かみ合う」という記事を発見。
昨今の歯磨き事情、そしてメーカーの様々な生き残り作戦が紹介されていました。

その中で気になったのは、
メーカーのジャックス(八尾市)が毛先の加工や固さなどの異なる5種類を商品化し、5月から歯科医院向けに出荷を始めた、というもの。
歯科医院では歯科衛生士が患者の歯茎や歯並びを判別し患者にあった歯ブラシを提案するとのこと。

オーダーメイド歯ブラシとまではいかないものの「オーダーメイド”的”歯ブラシ」と言えそうですね。

歯ブラシなどの日常品で、スーパーで安売りになるようなものは、
消費者としては、「安売りになるときに買うもの」とココロを決めています。

でも、場所が歯医者に変り、
衛生士さんに「お口に合う歯ブラシを使いましょう」と言われれば、
とたんに歯ブラシは「日用品」ではなく「大切な健康を維持する大切なもの」になります。

しかもオーダーメイドは高くつきすぎて無理だけど、
何パターンか用意されている中から比較的自分の口に合うものを選ぶ「オーダーメイド”的”」であれば、
ビックリするほどの価格にはならず、なんとか継続して購入できる、自分の健康のためにと言い聞かせながら……というものですね。


価格競争に飲み込まれず、付加価値を付ける方法として、
「オーダーメイド”的”」というのは、よさそうですね。

他にはどのようなものがあるでしょうか。

・ティッシュペーパー(鼻炎の人用、お肌タイプごとに)
・耳かき
・靴べら

いろいろ考えられそうです。すでにあるものもありますね。