発想の方程式 151/【返品OK 2】買い手の品位
2009年11月21日 11時30分27秒 Theme: アイデア発想法・企画のタネ
もし創業200年のかまぼこ屋さんが「新製品キャンペーン。半分までかじったものなら返品OK」と言ったらどうだろうか。
*ひとつ前の記事からの続き。
なぜこのテーマをしつこく書くかとういと、
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「ロッテリアが絶妙バーガーのキャンペーンで「おいしいと感じられなければ返金に応じる」「かじった量が半分以下なら返金」という作戦をとり、話題になった。うちも大々的にやって話題をさらおう
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と安易に考えるべきではないからだ。
この記事では食品について考えてみよう。
「リスク・リバーサル(返品OK)の手法をとる場合には
・どんな商品であれば望ましいのか
・どんな企業であれば望ましいのか
をよくよく考えて使いたい。
リスクを考えれば「品質に自信がある」からこそ打って出る強気の手法だ。ベンチャーなどが行うにはいいかもしれない。
あるいは試しに使用しても瑕疵がなければまた売ることができる製品ならいいかもしれない。身体の芯から温める温熱療法のマットなど、確かに1週間ほど使ってみて初めてわかる。
いいと思って購入した革ジャン。しかし家族の猛反対に遭う。返品OK、いいと思う。
しかし、常識的・心理的に返品しにくい食品の場合はどうか。
それがある程度歴史のある老舗ならどうか。
冒頭にあげたような老舗のかまぼこ屋が「よし、うちも大々的に返品OKキャンペーンをやろう」と考えれば、やはり消費者心理として100%受け入れがたい。
京都人が「長いことお付き合いさせてもろうてるのに、ちょっとくらい気にいらんからってかじったもんを返品なんかできしまへん。そんなこと、ようしまへん」と言うかどうかは分からないが、老舗の顧客心理は恐らくそれに近い。
「このお店を顧客として贔屓にしてきた」自負は、上得意客であればあるほど大きい。つまり「親子三代にわたり、お店にお世話になりながら、時にはうるさい意見もし、育ててもきた」という客にとっては、「返品OK」の手法は効かない。むしろ、マイナスイメージを与えることさえあるように思う。
「食べても返品OK」の手法は、短期的なイメージだけではなく、長期的なイメージ戦略もよくよく考えて使おう。
*ひとつ前の記事からの続き。
なぜこのテーマをしつこく書くかとういと、
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「ロッテリアが絶妙バーガーのキャンペーンで「おいしいと感じられなければ返金に応じる」「かじった量が半分以下なら返金」という作戦をとり、話題になった。うちも大々的にやって話題をさらおう
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と安易に考えるべきではないからだ。
この記事では食品について考えてみよう。
「リスク・リバーサル(返品OK)の手法をとる場合には
・どんな商品であれば望ましいのか
・どんな企業であれば望ましいのか
をよくよく考えて使いたい。
リスクを考えれば「品質に自信がある」からこそ打って出る強気の手法だ。ベンチャーなどが行うにはいいかもしれない。
あるいは試しに使用しても瑕疵がなければまた売ることができる製品ならいいかもしれない。身体の芯から温める温熱療法のマットなど、確かに1週間ほど使ってみて初めてわかる。
いいと思って購入した革ジャン。しかし家族の猛反対に遭う。返品OK、いいと思う。
しかし、常識的・心理的に返品しにくい食品の場合はどうか。
それがある程度歴史のある老舗ならどうか。
冒頭にあげたような老舗のかまぼこ屋が「よし、うちも大々的に返品OKキャンペーンをやろう」と考えれば、やはり消費者心理として100%受け入れがたい。
京都人が「長いことお付き合いさせてもろうてるのに、ちょっとくらい気にいらんからってかじったもんを返品なんかできしまへん。そんなこと、ようしまへん」と言うかどうかは分からないが、老舗の顧客心理は恐らくそれに近い。
「このお店を顧客として贔屓にしてきた」自負は、上得意客であればあるほど大きい。つまり「親子三代にわたり、お店にお世話になりながら、時にはうるさい意見もし、育ててもきた」という客にとっては、「返品OK」の手法は効かない。むしろ、マイナスイメージを与えることさえあるように思う。
「食べても返品OK」の手法は、短期的なイメージだけではなく、長期的なイメージ戦略もよくよく考えて使おう。









