機動戦艦ビック☆バター3rd:18「黒狼」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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除闇

「黒狼召喚!!」



ついに、黒幕登場!雌雄を決する除闇です!


ブログ小説!



機動戦艦ビック☆バター3rd


01話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12191350449.html  


02話(前編)http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12192012852.html  


02話(後編)http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12192154847.html  


A班のハルコタン死人討伐編

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12197615978.html

03~07話

 

B班ハイデル村の周辺調査編

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12200043953.html

08~10話

 

C班jabs‘BARの聞き込み調査編

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12201888651.html

11~13話

 

14話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12201987120.html

 

15話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12203818903.html

 

16話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12207365824.html


17話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12208496227.html

各URLをクリックすると、各話が見れます。



◆前回までのあらすじ
 

この世界には、今、死人(ゾンビ)達が世界各地に出没している・・・

この物語は、ゾンビ達を撲滅して戦士達の戦いの記録である。


 

ビックヴァーダーとその本部、幾多の調査を経て・・・

死人を統べる組織 -蝶- の狙いは、「青い球体の結晶」を集める事である事が解かった。


 

そして、-蝶- と帝國軍は、少なからず繋がりがある・・・という事が解かった。


 


 

だが、そこへ・・・・-蝶- の黒幕である、黒鴉がビックヴァダー本部へ襲来する。


迎え撃つのは、戦闘総隊長であり、退魔師の除闇である。


あらゆる秘術を駆使して、黒鴉を追い詰める・・・



 


 

 

◆本編


除闇

「止めは刺す!俺は・・・最期まで油断しない方だからな・・・逆転負けはしない!」

 

ダメージを負い、倒れた黒鴉へ・・・巨大な黒狼が襲いかかる。

 

静琉

「黒鴉!」

 

静琉は、黒鴉の方へ援軍に向かおうとするが・・・テルースとクロエが、その行く手を阻む。

 

テルース

「オマエの相手は俺達だ・・・」

 

クロエ

「ここで、キサマも果てろ・・・シズル=シュウ!」

 

静琉

「そこを退いて貰うぞ・・・秘儀、三身の術!

 

静琉は、三人に増えた。

 

クロエ

「ち!・・・あの術か・・・一体ホンモノはどいつだ・・・」

 

TERUSYSTEM・・・感知モード起動

 

テルース

「・・・・・・・・・・・・・・・・熱量と呼吸音を感知する限り・・・全てが実体だ!」

 

三人の静琉のうち、一人を残して・・・二人の静琉は黒鴉の援軍に向かった。

 

テルース

「!!・・・・行かせるか!」

 

テルースが、援軍に向かった二人を阻止しようとすると・・・

 

残った一人がテルースの後ろを取り・・・

 

テルース

「・・・・!!!」

 

静琉

「遅い!・・・・・切り裂け、サイカヒョウリ!!」

 

クロエ

「ワタシが居る事も忘れてもらっては困るな・・・」

 

テルースの後ろから襲撃しようとした静琉のさらに、後ろをクロエが取った。

 

静琉

「フン・・・忘れてはいないさ・・・刹那にて散れ!!」

 

静琉は高速の速さで、テルースとクロエに連続攻撃を仕掛けた。

 

テルース、クロエ・・・共に戦闘慣れしているので、静琉の高速連続攻撃にも確実に応戦するが・・・

 

三人の静琉のうち、二人を黒鴉の援軍へ行かせてしまった・・・

 

 

倒れた黒鴉へ襲いかかる黒狼。

 

そこへ二人の静琉が救援に来るが・・・

 

黒狼

「うがああああああ」

 

巨大な黒狼に救援に来た二人の静琉は抗う術が無い・・・

 

テルース、クロエと応戦中だった三人目の静琉は・・・

 

静琉

「・・・・・悪いが、お前達との勝負・・・幕引きとしよう!」

 

テルース

「何?」

 

静琉

「万物よ・・・闇に滅せよ・・・メギバース!

 

静琉の持つサイカヒョウリから黒く重い闇の霧が辺りを覆った。

 

クロエ

「なんだこれは?身体に纏わりついて・・・重い・・・しかも辺りが闇に覆われて見えなくなってしまった・・・」

 

テルース

「・・・・・・・・マズイ・・テルースレーダーも遮断されてしまった・・・感知出来ん・・」




 


 

除闇

「!!」


 

静琉

「悪いが、巨大な黒狼とは言え・・・・本体のキサマを倒せば事は足りる・・・」


 

三人の静琉が除闇の前に現れた。


 

静琉

「さぁ・・・儚く散れ!」

静琉が煉獄刀で除闇に切りかかるその時・・・


 


 

黒狼

「うがあああああああああああああ」


 


 

巨大な黒狼の咆哮により、辺りの黒い霧は吹き飛んでしまった・・・

除闇

「残念だな・・・闇から生まれた黒狼に・・・メギバースの闇は無効だ・・・俺に隙は無い・・・退魔師を舐めるなよ・・・シズルの亡霊め!」


 

静琉

「く・・・」


 

除闇は、三人の静琉の丁度中央にポジションに身を入れた。


 

静琉

「フハハハハ・・・自ら敵の懐に入るとは・・・オマエ、間合いの取り方を知らんな?」


 

三人の静琉は、除闇へ一斉に切りかかった。


 

除闇は、静琉の攻撃を回避しながら・・・フォトンを凝縮した拳で素早く高速コンボを入れた。


 

除闇

Midnight JAB (ミッドナイトジャブ)!!


 

三人の静琉のうちの一人が大きくダメージを喰らい、一人の静琉が消えた。


 

二人に数が減った静琉へ、黒狼が襲う。


 

静琉

「ぐああああああああ」


 

一人の静琉は黒狼に全体重で乗られ消滅してしまった。


 

三人居た静琉が、ついに一人になった。


 

静琉

「・・・・・・・・・・・・・ぐ・・・」


 

テルースが、高速で接近して、一人になった静琉にローリングソバットを決めた。


 

吹っ飛ばされた静琉の前に巨大な黒狼がやってきた。

静琉

「・・・・・・・・・・僕には・・・まだ遣りこした事がある・・・こんな所で果てるわけには・・・・」


 


 


 

追い詰められた静琉・・・・


 

黒狼に踏み潰されようとした・・・


 


 


 

その時、静琉の前に黒鴉が現れた。


 

 

黒鴉

「やるじゃないか・・・除闇、正直驚いたよ・・・まぁ、そもそも今回は、俺は戦いに来たわけじゃない・・・・話に来た・・・と言ったハズだが?」

 

黒鴉は、全くダメージを受けていないように、無傷の状態で静琉の前に立っていた。

 

黒狼

「うがああああああああああ」

黒郎は、黒鴉と静琉両名を踏み潰しにジャンプした。

 

黒鴉

「行儀の悪い犬め・・・俺がしつけてやろう・・・」

 

 

除闇

「あの技は!!」

 

黒鴉

Midnight JAB (ミッドナイトジャブ)

 

黒鴉は、飛び掛り襲ってくる黒狼に全く怯まず・・・強力なフォントンを使い超連続コンボを叩き込み、黒狼を消滅させた。

 

 

 

 

黒鴉

「これで、ゆっくり話せるな・・・・除闇」

 

除闇

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒鴉との力量の差を痛感し言葉を失う除闇。

 

除闇に勝機はあるのか?

 

 

つづく


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 











 

 

 

 

 

恋華

「ただいまー」

 

恋華

「あれ?誰も居ないの??・・・様子が変だな?」

 

 

恋華ビックヴァーダー本部へ、ついに帰還!