ついに、黒幕登場!雌雄を決する除闇です!
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機動戦艦ビック☆バター3rd
01話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12191350449.html
02話(前編)http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12192012852.html
02話(後編)http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12192154847.html
A班のハルコタン死人討伐編
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12197615978.html
03~07話
B班ハイデル村の周辺調査編
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12200043953.html
08~10話
C班jabs‘BARの聞き込み調査編
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12201888651.html
11~13話
14話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12201987120.html
15話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12203818903.html
16話http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12207365824.html
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◆前回までのあらすじ
この世界には、今、死人(ゾンビ)達が世界各地に出没している・・・
この物語は、ゾンビ達を撲滅して戦士達の戦いの記録である。
ビックヴァーダーとその本部、幾多の調査を経て・・・
死人を統べる組織 -蝶- の狙いは、「青い球体の結晶」を集める事である事が解かった。
そして、-蝶- と帝國軍は、少なからず繋がりがある・・・という事が解かった。
だが、そこへ・・・・-蝶- の黒幕である、黒鴉がビックヴァダー本部へ乗り込んできた。
ビックヴァダーのクルー達は、クロエやテルースの指揮の元、応戦するが・・・
黒鴉の秘術の前には、歯が立たない。
クルー達のが金縛りにかかり・・・身動きの取れない状態の時・・・
邪舞(jab)!
戦闘総隊長である、退魔師の除闇が、黒鴉と対峙したのだった。
黒鴉
「久しぶりだな・・・除闇・・・・いや、邪武乃タロウ・・・」
◆本編
除闇
「術式解除・・・・邪舞!!」
除闇の一喝で、全クルー達の金縛りは解除された・・・
クロエ
「すまない・・・」
テルース
「助かったぞ!」
黒鴉
「ほぉ・・・俺の術式を解除したか・・・」
クロエ
「これで、また戦えるな・・・」
テルース
「よし、みんなでヤツを集中攻撃しよう!こっちには退魔師の除闇隊長がいるんだ・・・これで負けない!」
除闇
「・・・・・・・・・・・いや、黒鴉は・・・俺がやる・・・」
黒鴉
「ほぉ・・・みんなで向かって来た方が無難じゃないか?」
除闇
「みんなは、少し下っていろ・・・ヤツは危険だ・・・」
テルース
「除闇隊長・・・1人で大丈夫なのか?」
除闇
「・・・・まぁ、やれるだけやって見せるさ・・・」
除闇は、黒鴉に素早い速さで向かっていった・・・
除闇
「-武槍錬金-!!・・・行くぜ!-魔槍鬼神撃-」
除闇は、魔封環と呼ばれる指輪から、槍を換装した。
そして、黒鴉に向けて素早い連続で攻撃でけん制した。
黒鴉
「ほぉ・・・安藤アヤネすら倒せない・・・未完成の技で俺に効くと思うのか?」
除闇も、黒幕である黒鴉が倒せるとは思っていない・・・
黒鴉は、槍を避け続け・・・余裕の表情で話し始めた。
黒鴉
「オマエに会うのも・・・中学生以来だな・・・10年以上昔か・・・久しぶりだな・・・」
除闇
「オマエは、俺と同じで退魔師になったハズだ・・・そのオマエが何故、死人達の親だまなんだよ?」
クロエとテルースが除闇の援護に行こうとすると、静琉が立ちはだかった。
静琉
「二人の邪魔はさせんぞ・・・」
テルース
「ならば、押し通るまでだ・・・」
クロエ
「そこをどけ!シズル=シュウ!」
静琉
「!?・・・人違いだ・・・俺は、静琉秋・・・シズル=シュウではない・・・」
テルースとクロエの2人ががりの攻撃を静琉は、1人で応戦した。
除闇
「Midnight JAB (ミッドナイトジャブ)!!」
除闇は、槍を一度上空へ投げ捨て、フォトンの凝縮した拳をで素早く連続攻撃を放った。
黒鴉は、完全にナメきって・・・両目を閉じて、除闇の拳を避けて見せた。
黒鴉
「なぁ・・・除闇?・・・・オマエ学生時代の恋人とはどうなった?・・・恋華だったっけ?」
除闇
「恋華は、恋人じゃない・・・」
黒鴉
「あぁ・・・間違えた・・・影猫さんだったな・・・オマエの好きな人・・・で、卒業前に告白できたのか?・・・俺もイロイロ協力したつもりだったが・・・」
除闇
「!!・・・・・はぁぁぁぁぁ!!」
除闇は、さらに拳の速度をあげて攻撃を続けた・・・
黒鴉
「ふ・・・まだ、遅いな・・・・・で話の続きだw・・・影猫さんとは、どうなったんだよ?俺の質問にも答えろよ・・・」
除闇
「オマエにその質問を答える義務は無い!」
除闇は、さらに攻撃の速度をあげた・・・
黒鴉
「すまんな・・・禁句だったか?・・・オマエ・・・影猫さんと何かあったな?・・・クックックック」
除闇は、‘パン‘と音を立て両手を合掌した。
静琉
「黒鴉!上だ!」
黒鴉
「!!」
上空には、除闇が投げた槍が、落ちて来ないままエネルギーを貯めていた。
黒鴉
「あ・・・あれは?・・・」
隙あり!!
除闇
「Midnight JAB (ミッドナイトジャブ)!!」
黒鴉
「!!」
黒鴉が上に気を取られた隙に、除闇は懐に入り・・・ゼロ距離で拳乱打した。
16連続コンボとなり・・・黒鴉は吹っ飛ばされた・・・
除闇
「jab利休秘伝奥義・・・この葉落し!」
フォトンを凝縮した槍を倒れた黒鴉に落とし・・・
除闇
「邪舞!!」
除闇の一喝で爆発した・・・
静琉
「黒鴉!!」
テルース
「闘いとは二手三手先を考えて行うものだ・・・」
TERUSYSTEM起動
静琉が、除闇と黒鴉の闘いに気を取られた隙にTERUSYSTEMを起動させた・・・・
アンドロイドのテルースが、TERUSYSTEMを使うと・・・パワー+スピード+防御力+台詞と声のカッコ良さが通常の3倍になるのだ。
テルースは、素早く静琉に下段回し蹴りを決め、怯んだ静琉にアッパーと肘打ち、両足を掴んでジャイアントスイングを噛ました。
静琉
「くぅぅ・・・」
テルース
「恨むなら・・・己の不幸を呪うが良い・・・吹っ飛べ!」
テルースは、勢い良く、静琉を投げ飛ばした。
クロエ
「よし、形勢逆転のようだな・・・」
除闇
「・・・・まだだ・・・」
除闇は、‘パン‘と音を立て両手を合掌した。
除闇
「jab利休直伝・・・式神召喚法・・・」
イメージw
クロエ
「jab利休さんは、式神も使えるのか?」
除闇
「止めは刺す!俺は・・・最期まで油断しない方だからな・・・逆転負けはしない!」
テルース
「え・・・マジ??」
クロエ
「想像より・・・・イカツイな償還獣だな・・・」
除闇
「黒狼召喚!!」
つづく