こんにちは。
沖縄オーガニックコスメ・琉白(るはく)のアベです。
時間がたってしまったのですが、
今日は、以前に訪問した製造工場の「石鹸づくり」のレポートをお送りします
琉白の石鹸「月桃クリアソープ」
は、静岡にある工場でつくられています。
※このときの見学は、「石鹸づくり」の見学で、
月桃クリアソープの製造ではありません。
「月桃クリアソープ」
は、エコサート認証を得ている製品。
そのため、製造工場も、エコサート認証を得ている工場である必要があります。
この工場は、化粧品製造会社として日本で初めてエコサート認証を取得した、オーガニックコスメの<パイオニア>的存在です
詳しくは、HPのこちら・・・をご覧ください。
さて、ここで少しだけ石鹸のお話。
「月桃クリアソープ」は、透明石鹸という部類の石鹸です。
透明石鹸とは・・・
○保湿成分が多くしっとりとした洗いあがり
○石鹸成分が少なく肌負担が少ないマイルドな洗いあがり
(普通の石鹸は、石鹸成分98%ほどもありますが、透明石鹸は、50~60%程度と低い。その分保湿成分をたっぷり入れられます。
「月桃クリアソープ」は保湿成分は45%です。)
○きめ細かく泡立ち、溶け崩れしやすい
このように、しっとり優しく洗いあがるのが特長です。
そして、
○熟成を2回に分けて行う
○1つ1つ手で磨かれる
○乾燥期間が60~100日間
(普通の石鹸は5日間程度)
と、実に時間も手間もかかる石鹸でもあります。
実際に、見学してみて、とても大変!と感じました。
スタッフのみなさんが、テキパキと磨き1つ1つ手作業ですすめています。
さて、では実際に工程を見てみましょう
1、流し込み
↑こんな風に、原料を筒型の枠に流し込みます。
お菓子作りみたいですね
石鹸の大きさによって、筒の直径が違うんですよ。
↑近くでみるとこんな感じです。
2、3 切断・熟成①
その後、固まった筒状の石鹸を枠から取り出し、
規定の厚さにカットし、1回目の熟成を行います。
(できたての石けんを寝かせて固くします。
しかし、置き過ぎるとひびが…。
実は、この期間設定は、熟練の技なのだそうです)
4、磨き①
↑40℃のお湯で表面をやわらかくし・・・
(お湯のモコモコ泡がたっていますね)
手で一つ一つ磨いていきます。
まさかこんな作業があるとは!びっくりした工程の1つです。
5、6 ボウズ打ち 熟成②
その後、形をととのえ、再度熟成期間に入ります。
透明度を上げ、固くするためにひたすら待ちます。
7、磨き②
熟成期間が終わると、もう一度磨きタイム。
機械で磨かれたあと、 さらに人の手で1つ1つ手で磨かれます。
8、検査・包装
そして、
規定の、透明度、外観、重量、色調など、
厳しいチェックをパスした石けんのみ、包装過程へ進み・・・
機械で包装され、
箱詰めされて私たちのもとへ!
どうでしょうか。
想像以上の手間隙
。
1つの石鹸をお届けするのに、
これだけの人の作業が加わっているのです。
そして、忘れてはならないのは、この石鹸づくりのベースになる原料も
沖縄から届いた有機月桃葉のハーブ水や、クチャ
そしていろんな植物のエキスたち。
製品だけでなく、その出来上がるまでの工程もわかると、
毎日の洗顔タイムが、もっと貴重な時間になりそうですね^^
この「月桃クリアソープ」が皆さまのキレイな素肌づくりを応援する
石鹸になりますように。
では、本日はこれまで!