Lucky & Unlucky | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

からだはすでに海を越えて飛行している状態だが、今回の渡航ですっかり忘れていた報告がひとつ。

出国数日前から、突然世界的な問題となったSWINE FLUE / 豚インフルエンザのニュースを聞き、一瞬渡航を中止しようかと迷ったが、世界レベルの美人女性にご対面出来る可能性を優先した男らしい選択?、それとも哀しいかな男の性?

長旅のお供として必需品のマスクも、今回は種類かをバラエティに購入するほど完璧で、心境は運を天に任せるしかない。

そして準備万端で乗り込んだ機内は、意識していた自分だけが取り残されたと思ってしまうほど、いつもと変わらぬ雰囲気である。

他の乗客もきっと内心は、多少なりとも不安感を感じているが、冷静なフリをしているだけだと自分を納得させる。

特別注意を促すアナウンスがあるわけでもなく、ほぼ定刻に離陸して今回目指す方向は東へと、、、、、

機内にて免税品のANA特性のオリジナルふろしきを在庫数を確認後、5個すべてを購入。

どなたに差し上げるのですかと聞かれたので、海外の女性におみやげとしてプレゼントすると説明すると、気の利くクルーの人で、すべてにリボン付きのラッピングしてくれる。

ちょっとしたことだが、こういう小さなラッキーが長旅の疲れを忘れさせてくれる。

出来るだけ体力を温存する為に少しでも眠ろうとはしたが、前回ご紹介したANA SKY CHANNELを優先してしまい、最初のトランジット空港ですでに疲れてしまっている。

乗り換えるフライトまでの待ち時間の約3時間半ほどをラウンジのリラックスルームで過ごすが、眠ってしまって乗り過ごしてしまっては大事となるので、ほどほどにしかくつろげない。

この時点で成田から14時間ほどが経過、乗り換え便も有り難いこと?に満席で、ANA便の運は使い果たしてしまったのかと思うほど、辛いフライトとなる。

なぜならば、窓側から3列並びの通路側を予約していたが、おとなり2席に恰幅のいいアメリカ人初老夫婦が座り、真ん中の席に陣取った旦那の肘は明らかに私のスペースまではみ出してくる。

悪気はまったくないのだろうけれど、普通にしていても、体格的にはみ出した肘が私の腕に乗っかかり、重いったらありゃしない。

シートいっぱいにはち切れんばかりに座っていて、時々、私が肘を動かすと申し訳なさそうに引っ込めるが、せり出したお腹の上に窮屈そうに腕を乗せていても、いつの間にかもとの定位置へと、、、、、、、、、、

次の空港まで4時間ほどのフライトだったが、何度かこんな状態が繰り返され、余計な神経を使い、お陰で随分と疲れてしまった。

ここまでで、やっと半分の行程。

美女に逢うための道のりは、まだまだ長い。

cheers