ANA SKY CHANNEL | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

日付が変わり、今日から皐月/さつき。

最近やけに時間の経つのが早いが、1年で最も心地いい季節だと自負していて芝生が一番青々としている5月を迎え、常に他人を意識することなく自分らしく繊細に自然体でいたいが為、こころの奥深くに存在する理想と現実との違和感に、歯がゆさありきで意識的に向き合う。

お陰で爆発旬然だった感情コントロールの舵取りが狂い始め、自分を見つめ直す空間を求める。

そして話は、前回の機内からお届けしている続きで、機上での映画館となる『ANA SKY CHANNEL』

4月のプログラムは、巻頭からハリウッド&ハリウッドと続くが、アメリカ嫌いでやはりあまのじゃくな私の性格上、これまでにもご紹介してきた『 WORLD MOVIE / ANA MEETS ARTS/ ショート フィルム コレクション』のほうがおすすめ。

日本の映画2本にニュージーランドのタイトル『 Kitty / 子猫ちゃん』の3本立て。

日本映画はパスさせていただき、KIttyのストーリーをご紹介すると、次のような内容に。

夕食のデートに遅れていて気もそぞろな運転手が、丘の斜面の曲がりくねった道を通り抜けながら贈り物を用意しようとする。

しかし、彼が絶壁を超え疾走するときに、惨事に襲われる。

そしてここからの描写は、非現実的な私が思うにまさにニュージーランドのミスター・ビーンそのもの。

この他に長編映画2本で、どちらもドイツ映画 2006年度アカデミー賞外国語映画賞に輝く『 DAS LEBEN DER ANDEREN / 善き人のためのソナタ』は、湿っぽい暗い映画であるけれど、、、、、

1984年旧東ドイツ体制下にいた秘密警察の男が、監視を命じられた芸術家の生活に触れ、真の人間のありかたに目覚める姿を丁寧に描写した感動のヒューマンドラマと説明されている。

ベルリンの壁崩壊前の社会主義国家の厳しい管理社会で生きる秘密警察の人間の心も、芸術の愛を前に徐々に変化する姿は、スクリーンから垣間見える複雑に揺れ動く職務と実際のここの葛藤、必見の価値あり?

タイトル『 VIER MINUTEN / FOUR MINUTES 4分間のピアニスト』は、

刑務所を訪れた女性ピアノ教師、クリューガーは心を閉ざし、衝撃的に暴力を振るう女因、ジェニーのピアノの才能を見抜くはずだが、、、、。

本国ドイツで大ヒットを記録した女性2人の魂の物語。

こちらは残念ながら、時間の都合で帰国便で鑑賞予定。

ロングフライトもあっという間に時間が過ぎて感動をもらい、違和感だらけの持って行く場がなかった気持ちが癒され、十分に満足出来た今回のANAプログラム。

帰国便は5月となり、おそらくニュープログラムとなるはず。

最近、内容濃く、ますます気になるANA SAY CHANNEL

お気に入りの1本に加えていただければ幸いです。

cheers