a religious problem | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


本来はポカポカ陽気のゴールデンウィーク中だから、自分が休みではないにしても気分はいいはずが、昨日も、日曜日なのに出勤と元々少ない後藤田の休日を邪魔する輩がいるから、すこぶる機嫌がよろしくない。

あまり機嫌が良くない時は、このブログにも気持ちが入らず、色んな意味で運のない人間は周りまでもどつぼにおとしいれるから困ったもんだ。

以前、イギリスのテレビ番組でインド人女優シルパ・シェティに対して人種差別的発言があったとして、インド国内では怒りのデモが起こったそうですが、先週のリチャード・ギアがニューデリーで行われたエイズ撲滅運動で同じシルパ・シェティに抱きついて必要以上にキスをしようとした行為が、またもやインドで大問題となり、リチャード・ギアにインドの裁判所は逮捕状を執行したそうでかなり根が深い。

テレビで観ていても確かにあれはハリウッドスターらしい品はなく、そんじょそこらにいるただのオッサンの様相でした。

公然の場でなければ、とやかく言われることではなく、もう少しお国柄と立場と状況を考えれば良かったのに、アルコールが入っていたのか、シルバ・シェティの美貌にプリティ・ウーマンのような切れ味が発揮出来ず、後味の悪い結果となってしまいました。

日本人が考える以上に彼らの宗教に対する考え方は、根深く日常生活に直結していて、宗教的な問題は軽々しく語ることは出来ないが、今回裁判所は公共の場所で性的行為をみだらに公開したとして、インドでは人前での過度の愛情表現はタブー視されているそうです。

インド国内でも一部には今回の裁判所の逮捕状に対して否定的な法律専門家もいるそうですが、こんなに大騒ぎになるとは本人が一番驚いていることでしょう。

国民の8割をヒンズー教徒が占めるそうですが、他にイスラム教、キリスト教、シーク教、仏教など数多くあり、インドの人口を考えるとその複雑さはまるで迷路状態。

昨年の8月にロンドンの外れのレンタカー会社の隣りに偶然見かけたヒンズー教会の建物の豪華さも半端ではなかった記憶があります。

あれは、まさにテレビに出て来るマンガのお城のようでした。

ここからはあくまでも過程の話とお断りしてスタートしますが、この前雑誌のポパイの用事で彼の所有しているポルシェとA級ライセンス?といわれる卓球の腕前ゴールドハンドについてコンタクトをしたのですが、もしあのバッグデザイナーJASが未だインドに在住していたら、もしロンドンや世界の街での現状の彼の動向通りであれば、間違いなく彼はインドの裁判所から数えきれないくらい逮捕状?、もしかすると死刑執行までの可能性もあるのかも知れません。

余計なお世話かも知れませんが、彼は幼少時にロンドンに移住してきっと正解でした。

不愉快だった卯月におさらばして、ラッキーナンバー5に期待します。

あすから皐月。

五月晴れを望み、悪魔が去ることを祈りながらアーメン!