道の駅湯西川から40分ほどで
道の駅日光 に到着しました。
道の駅日光は2015年4月にオープンしましたが、道の駅としては珍しく、市街地にあります。
この日は土曜日ということもあったのでしょうが、駐車場が満車で道路にずらりと車が並んでいます。
この写真は入り口にやっと近づいてからのものですが、10分以上は待たされたと思います。
道の駅の中には普通車は52台分しかスペースがなく、付近の有料駐車場も使えるようですが、初めての私たちにはよくわからず、じっと待つしかありませんでした。(-_-;)
ここは世界遺産の町 “日光市” ですが、“日光街道”、“会津西街道”、“例幣使街道” という日光杉並木街道を代表する3つの街道が合流する、交通の要衝に位置します。
道の駅は通常郊外に作られることが多いので、このような市街地は珍しいと思います。
道の駅の案内図があったので、先に見て頂きたいと思います。
中央の “多目的広場” を囲むように施設がありますが、まず最初に目立つのはこちらの建物です。
この白い3階建ての建物は、“船村徹記念館” です。
船村徹氏は日本を代表する作曲家で、日本音楽著作権協会名誉会長、日本作曲家協会最高顧問なども務めてこられましたが、残念ながら本年(2017年)2月17日に84歳でお亡くなりになりました。
船村氏のご出身は “栃木県船生村(ふにゅうむら)” で、日光市とのご縁も深かったことから、この地に記念館が建てられたものです。
記念館は3階建てですが、1階はミュージアムショップや夢劇場、2階は船村徹の人生と仕事、そして3階が演歌巡礼、歌道場などがあり、日光連山の眺望カウンターも設置されています。
駐車場の左手にはご覧の建物があり、ここにはコンビニ、トイレ、日光市観光協会が入っています。
下の写真の奥が “日光市観光協会” です。
世界遺産の町の観光に関する情報がここで得られるわけですが、ガラス戸越しに覗いてみると道の駅スタンプもその受付カウンターの上に置いてあります。
私たちのようにスタンプだけを貰うにはちょっと入りづらい雰囲気で、遠慮がちに 「すみません!スタンプだけです」 と断って押させてもらいました。
でも、あとから分かったのですが、商業施設の奥にも同じスタンプが置いてありました。(^_^;)
“多目的広場” がこの写真です。
左手の白い壁は先ほどの船村徹記念館ですが、その奥には “多目的ホール” があり、380席の電動式移動観覧席や楽屋、会議室などもあります。
ここは “日光杉並木” をイメージして、杉板を壁面素材に使っているのだそうです。
一番奥の右手には、“屋台展示コーナー” があります。
江戸時代から受け継がれた伝統の彫刻屋台である “花屋台” が全部で10台あり、展示コーナーにはそのうちの2台が展示されます。
そして広場の右手にある大きな建物が “商業施設” です。
ここには様々な店舗や食事処がはいっています。
一見ショッピングセンターのようにも見えますが、それぞれ独立したお店の集合体です。
どのような店があるか、パンフレットから写真をお借りしましょう。
私たちはここのベーカリーでお昼を買い、外のベンチに座って頂きました。
お天気も良く、暑くも寒くもないのでとってもで気持ちが良いです。
今夜の宿泊はこの日光ですが、まだ時間は十分にあります。
折角日光へやって来たのだから、世界遺産を見ないわけにはいきません。
次回は、“日光東照宮” をご紹介します。