いよいよこのシリーズの最終回です。
今回の旅の39カ所目、最後に訪れたのは
道の駅たばやま です。
“山梨県北都留郡丹波山(たばやま)村” がどこにあるのか、もう一度確認しておきましょう。
東京方面から行く場合、圏央道の “日の出IC” から80分、中央道の “上野原IC” からなら60分で行けます。
又、JR青海線の “奥多摩駅” からバスが出ており、ここから1時間弱で行くこともできます。
私たちは山梨県側からでしたから、“花かげの郷まきおか” からほぼ1時間を要しました。
東京方面からの道路状況は知りませんが、甲州市経由の国道411号は、まさに山また山、急勾配と急カーブの連続でしたが、狭いながらも離合は十分できますから安心です。
やがて丹波地区の集落に入ってきました。
丹波山村は人口が約700人、東京都の水瓶である多摩川源流にあたる丹波渓谷の大自然の中にあります。
“道の駅たばやま” は、山梨県で最も新しい道の駅で、2009年4月にオープンしました。
以前からあった村営・丹波山温泉 “のめこい湯” の施設に直売所や軽食堂をリニューアルし、その一帯を道の駅として整備したものです。
村の中心部を流れる “丹波川” が “奥多摩湖” に注ぎ、これが東京都の水源になります。
更に丹波山村には東京都水道局が管理する水源涵養林を有することから、村内に “東京都水道局水源管理事務所” があり、山梨県でありながら他県(都)の行政機関が並存するという、珍しい地域です。
こんな看板がありました。
これが以前からあった丹波山温泉のようです。
道の駅のすぐ裏には、多摩川の源流である “丹波川” が流れています。
その丹波川に吊り橋がかかっており、それを渡った先に “丹波山温泉 のめこい湯” があります。
(HPより配置図借用)
今回、温泉の中までは入らなかったのですが、ご覧のように随分規模の大きな温泉のようです。
“農林産物直売所” に入ってみました。
ここはずいぶん僻地のはずなのに、土産物の品揃えはとっても豊富なのです。
既に大半の土産は買い揃えたあとでしたが、初めて見る珍しい商品も多く、ここで買えばよかったと後悔しました。
“観光案内所” の窓の外に、道の駅スタンプは置いてありました。
そして、“軽食堂” が、こちらの建物です。
ちょうど12時になったばかりでしたが、帰りの距離を考えるとここでゆっくり食事をとるのも心配なので、ソフトクリームだけにしました。
予定通りすべての道の駅を回り終え、この山と渓谷に囲まれた大自然の中でいただくソフトクリームの味は格別でした。
12時13分に道の駅を出発、勝沼ICまで戻って中央高速に乗り、一気に塩尻北ICまで走って、一度も休憩せず2時間50分ほどかかって松本空港に到着しました。
今回、39か所の道の駅を巡り、全走行距離は1114kmでした。
前半ずっと悪天候でしたが、台風がもう少し本州寄りのコースを辿っていれば、おそらく予定の全部を消化するのは不可能だったと思います。
最後の1日半は晴天に恵まれたし、運が良かったのかもしれません。
さて、今回の関東のシリーズは今日で最終回です。
次に出かけるのは3月の下旬です。
それまでは、日帰りで行ける近場のレポートと、もうひとつ考えている企画があるので、準備ができ次第新しいシリーズを開始する予定です。