道の駅みとみから国道140号を14kmほど南下して
道の駅花かげの郷まきおか へやってきました。
“山梨市牧丘町” は、“巨峰の丘” として知られています。
走っていると、いたるところでぶどう畑を見かけます。
この道の駅で楽しみにしていたことが一つあります。
“富士山の見える道の駅” というのが、ここのキャッチフレーズだったからです。
実は私たちは富士山に全く縁がありません。
以前、静岡・山梨を5日間旅した時、天候はずっと良かったのに、一度たりとも富士山が見えなかったのです。
しかも、富士山の5合目まで上がって、それでも影さえ拝めませんでした。(涙)
今回、台風の影響で前半はずっと悪天候だったけど、最終日は晴れる予報だったので期待していたのです。
そしてこの道の駅に到着してあたりを見回すと ・・・・・・ !
電線が邪魔をしていますが、明らかに富士山です。
念の為に、スマホの “山カメラ” で確かめました。
間違いありません。(笑)
このアプリ、以前にも紹介しましたが、名前を知らない山にカメラを向けると、山の名前と標高を表示してくれる優れものです。(無料アプリです)
まあ、多少霞んでくっきりとはいかないですが、満足です!(*^^)v
この道の駅、全体はこんなに広くて、背後の山の斜面に “彩甲斐(さいかい)公園” が併設されており、様々な遊具や炭焼窯があります。
彩の国(埼玉)と甲斐の国(山梨)の二つの国が雁坂トンネルの開通により出会えたように、人と人との新たな出会いや再会(彩甲斐)を願う意味で、この公園の名前がついています。
「関東の富士見百景」 にも指定された富士山の眺望スポットがあり、ここへ上っていれば、電線に邪魔されず、もっときれいな富士山の写真が撮れたのかもしれません。
道の駅の左手に洋風の建物が見えます。
これは、“牧丘郷土文化館” といって、明治8年に県令藤村紫朗によって建築されたもので、明治初期にはめずらしいイタリア建物と日本寺院建築の双方の良さをとりいれた洋風建築です。
1階は明治期の教室、2階はフランドル絵画の巨匠ルーベンスの版画作品が展示されています。
道の駅は、階段を少し上がったところにあります。
“まきおか” はここの地名ですが、“花かげ” は、童謡詩人大村主計の代表作に由来しているのだそうです。
「十五夜お月さま ひとりぼち」 で知られるこの歌を作詞した大村主計は、ここ山梨市牧丘町の出身です。
ここには、休憩所、農産物直売コーナー、特産品販売コーナー、軽食コーナーがコンパクトにまとまっています。
ここの売店に、武田信玄に因んだお菓子があったので、土産に購入しました。
パッケージがとってもかっこ良かったのです。(^-^)
いよいよ残りが1か所になりました。
次の道の駅までは距離も長いし、かなりの山の中を走るので、慎重に行かねばなりません。