ホテルのすぐ横の北陸自動車道 “長浜IC” から高速に乗り、“木之本IC” で下りて向かったのは
道の駅藤樹の里あどがわ です。
3日目のコースはご覧のように琵琶湖をぐるっと回って対岸に渡り、そのあとは福井県を走ります。
最初の目的の “藤樹の里あどがわ” に届く前に、“塩津海道あじかまの里” と “マキノ追坂峠” という二つの道の駅の前を素通りします。
何故素通りか、というとこの日は火曜日で 「定休日」 だからなのです。
そして今から、向かっている “藤樹の里あどがわ” の定休日は水曜、つまり明日なので、こんな非効率なややこしいルートをとる羽目になったのです。
ここは、まずその大きさにびっくりしました。
広いはずで、滋賀県内では最大面積の道の駅なのだそうです。
敦賀と大津を結ぶ国道161号の広いバイパスの道沿いにありますが、この付近新しく開けた街のようで、国道を挟んだ対面にはこれもまた大きなショッピングセンターがありました。
駐車場の横には “ふれあい広場” そして道の駅の裏には “芝生広場” があります。
ここの住所は “滋賀県高島市安曇川(あどがわ)町” といいます。
“高島市” は、平成17年に5町1村が合併してできた新しい市です。
道の駅の名前 “あどがわ” は、この町名 “安曇川” なのですが、“藤樹の里” とは何の事でしょう?
最初の看板にあるように、ここは 日本陽明学の祖といわれる “近江聖人 中江藤樹” の故郷なのです。
陽明学といってもあまりピンときませんが、中江藤樹の教えに “五事を正す” というのがあります。
まあ、いつの世にも共通する “人としての心構え” といったところでしょうね!
さて、道の駅にはいってみましょう。
ここはとにかくきれいな道の駅です。
この時間、開店したばかりだったのでお客さんがまばらにしか写っていませんが、私たちがいたほんの10分ほどの間にぐんぐんお客が増え、平日のこんな朝早くから・・・と驚きました。
そして販売施設の一番奥にこんなものがありました。
ここは常設のギャラリーですが、地場産業である “扇子” を展示しています。
色とりどりの扇子は、それは見事です。
このような様々な扇子が部屋いっぱいに飾ってあります。
“日本競泳選手サイン入り” というのがあったけど、知っている名前はなかった・・・・・・。
ギャラリーに隣接して “実演・体験室” があり、自分で絵付けをしてオリジナルの扇子を作ることもできるのだそうです。
その扇子の骨の部分にあたる “扇骨” の生産で安曇川地区は国産扇骨の90%ものシェアを占め、付近には200軒を超す扇骨業者の工房が点在し、昔ながらの手作業で生産しています。
私が愛用している “博多山笠” の扇子も、ここの扇骨を使っているのかもしれません。
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