道の駅丹波マーケス はありました。
この付近、比較的近い位置で道の駅が続くので効率よく回れます。
“マーケス” というのはデンマーク語で “市場” を意味するそうで、生活先進国デンマークにあやかって名づけられたものです。
ですからこの道の駅、一見して普通のショッピングセンターです。
駐車場が５５０台分ありますから、かなり規模は大きいのですが、元々ここは第三セクター経営のショッピングセンターとして作られた施設です。
それを近隣との競合もあって、集客力を増す目的で後から道の駅機能を付加したのだそうです。
中に入ってみると、やはりショッピングセンターそのものです。
ここには京都や丹波地方の特産品、土産物を扱う店舗の他、１６の専門店が入っています。
そしてレストラン街にも４５０席の大フードセンターを始めとしてたくさんのお店があります。
唯一道の駅らしい施設としては、すぐ横に農作物の直売所があります。
ここは “うるおい館” といって、地元農家の野菜市が 「火、木、土、日」 の週４日午前中だけ開かれます。
この日は土曜日ですが既に朝市は終わっていました。
ここ “京丹波町” は古くには山陰街道の宿場町として栄えたところです。
現代でも交通の要所であり、広い駐車場を持つこの場所はドライバーの格好の休憩所であり、また近隣の人たちの日々の暮らしには大事なマーケットだと思います。
でも、元々道の駅として作られたものではないので、私には少しだけ物足りなさを感じました。
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