時間的に無理だと判断して “植村直己冒険館” を諦めて次の道の駅へ向かって出発したのですが、10分ほど走った時、何とその道路脇に見覚えのある、大きな顔写真を発見しました。
あっ!こ、ここだ!
「はいってみたら!」 嫁のこの一言で、直ちに計画変更しました。
憧れの人物の冒険館が目の前にあるのですから、万一今日の計画通り道の駅を回れなかったとしても、明日は何とかなる、と一瞬で判断しました。
駐車場に車を停め、入口に向かいます。
この入口、何故かすごく狭いのです。
入口をはいると、人がやっとひとり通れるだけのスペースを、ぐんぐん下に下りてゆきます。
そして、こんな看板がありました。
なるほど・・・・・! さすが植村直己の冒険館だけあって、趣向を凝らしています。
そして下って行った一番下に正面入り口と受付がありました。
ここで一人500円を払って入場。
係の人が、まず “映写室” に案内してくれました。
ここで、植村さんの冒険や生涯を紹介した映画を約20分見せてくれます。
植村さんに関するあらゆる本を読み漁った私ですが、あらためて彼の “夢を追う” 強烈な意志の強さを感じました。
そしてそのあと展示室に入ると、そこにはご本人が実際の冒険で使っていたあらゆる機材が展示してあり、またパネルなどで彼の偉業が紹介されています。
展示室には係の女性の方がおられましたが、「撮影は自由ですよ!」 とおっしゃってくれました。
ここには実際に植村さんが登頂で使っていたのと同じタイプで同じ重さの25kgのリュックが置いてありました。
案内の女性に勧められて担いでみました。
20kgくらいまでは若いころ経験があるのでそのくらい、となめていたら立っているのがやっとでした。
展示室の更に奥には “体験コーナー” があります。
ここには、実際に植村さんが犬ぞりで北極点に向かった時の犬ぞりやテントが再現されています。
その時にそりを引っ張ったのと同じタイプの犬のはく製ですが、これは実際に植村さんに同行した犬(樺太犬だったと思う)の孫の世代になるそうです。
結局ここで約1時間を費やしてしまいました。
計画は狂ったけど、感動し、満足しました。
最後に、植村直己の年譜をご紹介しておきます。
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