和歌山の旅:紀伊の霊場 “奥熊野古道ほんぐう” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

二度と通りたくない、と思った “おくとろ” への山道をもう一度引き返すことになりました。
しかしこの山道、途中の眼下には以前ご紹介した “瀞峡(どろきょう)” の景観が広がります。

かなりの高度から見下ろしますから、その曲がりくねった渓谷が光を反射し、“おおっ!” と息をのむ迫力です。
でも、それも一瞬、どこかに停めて眺めたり、写真を撮る余裕など皆無です。

ここには遊覧船がありますので、そのパンフレットの一部でちょっとだけ雰囲気を!



この戻りルートもやはり、対向車は結構ありました。

手前で待機したり、目の前に遭遇してバックしたりと苦労しましたが、一度経験して覚悟を決めていたせいか、案外はやく通り抜けた気がしました。

そして、次に向かった先は
道の駅奥熊野古道ほんぐう です。






この道の駅の近くにある “熊野本宮大社” と 新宮市にある “熊野速玉大社” それに那智にある “熊野那智大社” “那智山青岸渡寺” を、熊野三山 と言います。

太古の昔から、これら紀伊山地は神々が籠る場所として自然信仰の “聖地” になっていました。



昔の人々が熊野三山にお参りするために通った道を “熊野古道(くまのこどう)” と言います。

京都を出発して淀川を下り、大阪を経由して紀伊路を田辺に至り、そこから本宮へ向かうのが “中辺路” 海沿いを那智方面に向かうのが “大辺路” などと呼びます。



これらの参詣道は、人間界から神仏の宿る霊域へと辿る巡礼の道です。
人々は長く厳しい道を歩いて、心身の罪や穢れを落とし、清らかな姿で霊場に参拝したのです。


私たちも道の駅を辿るために、時に過酷な道路を走っていますが、これも心身の罪や穢れを落とす為か?

いや、罪も穢れも無いはずだけど・・・・!?あせる





道の駅への途中にその “熊野本宮大社” があり、さすがにたくさんの観光客で溢れています。
私たちの目的は “道の駅” なのでスルー!

神社・仏閣に興味のある人にとっては勿体なく感じるでしょうね!
まあ、歳をとって信心深くなったらまた来ることにしましょう。



広い駐車場があり、正面が道の駅の本体、左にある建物は “朝市” の会場だそうです。







外からは少し地味な感じがしたのですが、中はすごく広い売り場になっています。
やはり観光客がたくさん立ち寄るのでしょうね。





土産品はほとんどが “熊野古道” に関連するものばかりです。
そして、建物の一角には、熊野三山や熊野古道を紹介する資料館みたいなものもありました。



さて、実はここへ来るまでの間、ずっと迷っていたことがあります。
この道の駅、国道168号線沿いなのですが、ここを更に30分ほど進むと、奈良県の “十津川郷” という道の駅があります。

次回奈良県を回る際、ここだけはぽつんと離れており、ここへ至る道はかなりの部分 “赤ライン” なので結構苦労しそうです。

ですから今日こちらから行っておけばあとが楽なのですが、それでも通行困難な区域はあります。
そして今の時間は15時半、ここで往復1時間は無理なので、結局苦労を先送りすることにしました。(;^_^A



この看板がわざわざ道の駅の正面にあったということは、こちら側から十津川へのルートも楽ではなさそうです。


まだまだ私の道の駅巡りには、心身の罪や穢れを落とす試練が続きそうです。






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