和歌山の旅:日本のエアーズロック “一枚岩” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次の目的地は紀伊半島南部、古座川町にある
道の駅一枚岩 です。




ここへのルートをもう少し詳しくご紹介します。



イノブータンランド・すさみを出て海岸線に沿って国道42号線を下り、和深という町から県道39号線へ左折します。
そして、紀伊半島中央付近で国道371号線に出てこれを南下したところにあります。


この “県道39号線” これもなかなか狭くて厄介なくせものです。
“狭い道”
今回は道の駅しみずへのルート、道の駅白崎海洋公園へのルートに続き、3か所目になります。


上の “走りやすさMAP” でも赤いラインが続きますが、山中では道路上で遊んでいる “野生の猿” にも遭遇しました。

野生の猿と言えば、中国地方の道の駅を回っている時も、山口県の県道で出会ったことがあります。

今回は道路上だけでなく、横の岩壁にも数匹が張り付いて我々を見下ろしていました。








この道の駅も、2009年3月にオープンしたばかりのまだ新しい駅です。

この宇宙船のような形をした道の駅の前に2級河川 “古座川” が流れており、川遊び、キャンプ、カヌーなどを楽しむことができます。

そして最大の見どころは、高さ100m、幅500mという 「国指定天然記念物 」である巨大な一枚の岩石が聳え立っていることです。



高さはお分かりと思いますが、これが横に500メートルも続いているのですから圧倒されます。









“日本のエアーズロック” と言われているそうですが、本物を見たことがないので似てるかどうかは定かではありません。(汗)


この “一枚岩” には次のような伝説が残されています。

むかし、岩が大好物の魔物が住んでいました。

その魔物は岩の多い古座川流域に目をつけ、下流から岩を次々と食い荒らしていきました。
魔物が一枚岩の前までたどり着き、一枚岩に食らいついたとき、犬がこれを見つけ、猛然と襲いかかりました。
犬が嫌いだった魔物は一目散に逃げ去ったそうです。

このときの魔物の歯型が一枚岩のほぼ中央に現在も残っており、魔物の悔し涙が一枚岩に流れ落ち、「陰陽の滝」と呼ばれる滝となったと伝えられています。




この古座川町周辺ではこの一枚岩の他にも、虫喰岩・牡丹岩・飯盛岩・天柱岩といった珍しい岩山が多いのですが、“虫喰岩” という岩肌に無数の穴があいて蜂の巣のようになった岩石は、この魔物が食い荒らしたあとだそうな ・・・・ (笑)






“一枚岩鹿鳴館” という名前の観光物産館は、道の駅になる前からあったようです。
ここにはお土産品の他、レストランがあり、窓越しに一枚岩の大パノラマを眺めながら食事や喫茶を楽しむことができます。




次の道の駅へは少し離れているので、店のおばさんにルートを確かめました。
「う~ん!私は行ったことがないからね~」 という返事!

まあ、なるべく無難な道を選んで走ることにしましょう!






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