ペレニアルフラックスの育て方・種まき | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

今回の記事は

ペレニアルフラックス(宿根アマ)の育て方
ペレニアルフラックスの育て方・花後の切り戻し
ペレニアルフラックスの育て方・挿し芽

の続きです。

9月になって、ペレニアルフラックス(宿根アマ)の種まきをしました。
その様子をまとめておきます。


春に咲いたフラックスから種を取って、ずっと保存しておきました。
保存は特に気を使わず、庭の物置(常温で日の当たらないところ)に置いておいただけ。
種まきをする前の日の夜に、封筒に入れて冷蔵庫の野菜室へ、一晩だけ置いてみました。

今回、種まきに使ったのは以下のものでした。
・ホームセンターで売ってるセルトレイ(6×6のセルがあるやつ)
・100円ショップで売ってる、深さ5cmくらいでA4サイズくらいのトレー
・ホームセンターで売ってる普通の種まき用培養土

トレイに入る大きさに適当にセルトレイを切りました。
切った結果、6×5の30個のトレイになりました。






◎種まきの方法

・セルトレイに、ほぼいっぱいまで培養土を入れる
・一つのセルに、3~4個の種を適当にぱらぱらと入れる
・上から培養土でうすく種を覆う
・セルトレイをトレーに入れて、トレーに水を適当に入れる。セルトレイの土が底から水を吸い上げてくれます
・置き場所は、屋外でそれほど日が強く当たらない場所に置きました。雨が当たって種が流れるとイヤなので、雨が当たらない場所。
・土は乾かさないように、ときどきトレーに水をたすのを忘れない


今まで、ペレニアルフラックスの種まきでうまくいったことがありませんでした。
今回は意外とうまくいったのですが、「種には薄く土をかける」が大事かもしれない。

9月4日  種まき
9月13日 最初の発芽






9月17日くらいには、だいぶ芽が増えてきました。





結果的には、30個のセルのうち、17個のセルから芽を出してくれました。
一つのセルから2~3個の芽を出したものもあります。
発芽率はおおよそ50~60%程度だったと思います。





9月最後の日では、早いものでは本葉が伸び始めています。






そこそこ種まきはうまくいったかなと思います。

【主な注意点とまとめ】
・あまり種を覆う土は、多くない方がいいかも
・発芽率は50%程度
・今年は涼しくなるのが早かった。庭でもこぼれ種から発芽したものが、9月初めから多く見られたので、この時期でちょうどよかった気がする。群馬の例年なら、もうちょっと後の方がいいかも。


ポット上げは、まだちょっと先になると思います。一つのセルから複数の芽が伸びているものもあるので、適当に間引きしないと。
寒くなる前に、なるべく庭に植えられるようにできたらと思います。


【10月15日追記】
種をまいてから1ヶ月くらいたってから、やっと芽を出したものもありました。
早いものは1週間ちょっとで芽が出たので、あきらめて単にほっておいたのですが・・・
時間がかかっても意外と芽を出してくれるんですね。
思ったよりも発芽率はいいのかもしれません。






秋に種をまいたものが、来年の春に咲くかどうかは、私もあまり経験がないので分かりません。
これは来年の春まで様子を見ないとね。
この小さな芽から伸びたフラックスが、キレイに咲いてくれるのを楽しみに。