Save This World! | Rosa chinensisのチーム活動日記

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SEGAの運営するオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2(以下PSO2)」のSHIP1にて活動するチームのサイト

こんばんは、闇時雨です。

卓球日本女子やりましたね。福原選手も石川選手もシングルスでメダルが獲得できなかったので、団体で獲得できて良かったです。

 

さて、本日は今年で発売10周年を迎え、PSO2ともコラボが決まったPSUについて書きたいと思います。タイトルはPSUのEP1オープニング曲より。

 

PhantasyStarUniverse(PSU)はPSOの流れをくむ作品として2006年8月31日に発売。
非常に大きな期待を受け、発売された作品でしたが、オンラインゲームに付き物である初期トラブル(接続障害、バグ等)に見舞われ、苦難の出航でした。不名誉にも某巨大掲示板の2006年度クソゲー大賞を受賞してしまいます。

 

1年後に大規模アップデートである「イルミナスの野望」発売。その後もアップデートと改修を重ね、PSO2にバトンを渡す形で2012年9月27日24時で全サービスを終了。

 

某巨大掲示板の評価が全てではないですし、イルミナスの野望以降は着実にアップデートを重ねてきたと思いますが、やはり初期トラブルのイメージが悪すぎました。(イチローオンライン)

 

今回は自分が何故PSUのサービス終了までプレイし続けたかを書いていきたいと思います。


以前も書きましたが、オンラインゲームをプレイする理由は人其々です。
自分はフレンドさんによるところが大きな理由ですが、今回はフレンドさん以外の理由で2点上げたいと思います。

 

まず1つ目は、「自由度の高いキャラクリ」です。
さすがにPSO2や最近のオンラインゲームと比較されてはあれですが、当時自分はモンスターハンターをメインにプレイしており、PSUのキャラクリの幅広さに度肝を抜かれました。
顔、身長のモーフィング、ボイスピッチの調整。幼女、お姉様、イケメン、老戦士等、まさに自分の理想のキャラクターが作れる夢の様なキャラクリでした。
以前、木村シリーズDも何かのインタビューで「自分の作った理想のキャラが事件に巻き込まれる。武器を手に巨大な敵に挑む。キャラクリはゲームを続ける一つのモチベーションになる」といった旨の発言をされていましたが、まさにそのとおりですね。
ゲームが発売され、初期トラブルでオンラインが繋がらない中、オフラインモードで只管自分の理想のキャラを模索。当時は作成したキャラデータを保存→オンラインモードで呼び出すといった便利な機能はないので、携帯のカメラで写真に撮り、オンラインが復旧されたら、即作成できるようにしていました。


ただ、今になって冷静に考えると、ある程度の世界観を維持する。という意味ではモンハンやFF14等のキャラクリ(用意されたパターンから選択する方式)もありだと思います。
初代PSOの設定資料集で永野護氏とソニックチームとの座談会の中でPhantasyStarの生みの親である中裕司氏が「もっとオジサン、オバサンキャラも作りたい」というユーザの要望に対し、「そういったゲームではない」、「デザイナーの努力により、誰が作ってもある程度の見た目にはなる」と発言しているのが印象的です。これはその世界(PhantasyStarという世界)でハンターズに所属していてもおかしくないキャラクリという範囲なのでしょう。
この部分はキャラクリを犠牲に世界観を取るか、世界観を犠牲にキャラクリを取るか、人によって考えは様々でしょうし、答えの出ない問題かと思います。

 

もう一つは「チャット」です。
一時期公式でも自虐ネタで「最高峰のチャットゲーム」等と宣伝していましたが、本当にチャット周りは優秀でした。
PSO2にある漫符、シンボルアートこそありませんが、吹き出し(強調、もやもや)、カットイン、ボイスコマンド、効果音コマンド、文字の色等、PSO2に引き継がれた要素も多くあります。


これは前述のキャラクリとも大きく関わる部分ですが、自分の理想のキャラを作った後にカットインやボイスコマンドでそのキャラになりきり、命を吹き込んでいく。

気恥ずかしさもありますが、カッコいい台詞やパーティーメンバーが思わず吹き出してしまうチャットを考えたりするのは楽しいですよね。
無駄にカットインを使うと煙たがられる可能性もありますが、「自由度の高いキャラクリ」において、相性が良いシステムです。


PSO2には引き継がれなかった要素ですが、/card(1~15)、/random(1~99)、数字はうろ覚えですが、乱数を返すコマンドもあり、これをジャンケンに見立てて、勝負するといったユーザーイベントもありました。
メセタを賭けての賭博に発展する可能性があるため、削除されたのかな?
効果音コマンドは復活してほしい気もしますが、実際にはレベルが上がっていないのにレベルアップの効果音が流せたり、紛らわしいというのが削除の理由でしょうか?

 

 

さてさて、結構長く書いてきましたが、如何だったでしょうか?散々クソゲーと言われたPSUですが、魅力が少しでも伝わったでしょうか?
自分が他のオンラインゲームに浮気することなくシリーズを続けているのは「キャラクリ」、「チャット」、この2大要素が大きいと思います。


最後は恒例ですがPSUのSS貼っていきます。サービス終了からもう4年経ちますし、時効ですよね。